ザ・テラス

(ウェスティンホテル東京 )

<オーストリア フェア>

 2007/2/1 

2007/11/19よりディナータイムのデザートアトリエのみの利用は中止になってしまいました。
今回はフェアがほぼ同じクラブハリエのウィーン菓子特集との比較が多めです。


  • カーディナルシュニッテン (上)

  • 中央部分は甘めのコーヒークリームになってます。
    生地も甘味を持ち、外側はサクっと、中はふんわりした食感でした。
    ダークチェリーのジャムが酸味を持ち、アクセントになってます。

  • アプリコットチーズトルテ (下)

  • タルト部分は今までのザ・テラスで出ていたものと同じ、サクサクして甘味のあるものでした。
    アプリコットの酸味も感じられますが、とにかくリコッタチーズの風味が強いです。
    そのままリコッタチーズを食べたような味が、主に口の中に広がります。
    チーズの臭いやクセが嫌いな人には、ちょっと厳しいかもしれません。



  • ザッハトルテ (左)

  • 外側を覆うチョコは、バリバリしたものではなく、完全に固まりきらずに、わずかに液体の性質を残した状態のものです。
    中のスポンジはもふもふした食感でした。
    外のチョコは甘味、スポンジ部分は苦味の方を強めに感じます。
    ザッハトルテ用に備え付けで、甘さの無いフレッシュクリームがおいてありました。
    個人的な意見では、わずかとはいえ酸味でメリハリがつけられていた分、クラブハリエで食べたものの方に軍配が上がりそうです。

  • レモンクリームシュニッテン (右)

  • 今までのザ・テラスであった、パッションフルーツやマンダリンのムースを使ったものとほぼ印象は同じです。
    レモンの酸味の中に甘さがあるムース部分と、ムース部分より酸味を強力に感じるグラサージュ部分で構成されています。
    今までの「酸味+甘味」の四角いプチケーキが好きだった人なら、安心して楽しめる味だと思います。



  • グラスに入った"シュヴァルツヴェルダー" (左)

  • 下からチョコスポンジ、チョコムース、ダークチェリージャム、クリームという構成になってます。
    ジャムは酸味を、ムースとクリーム部分は甘味を、上面のチョコとスポンジ部分は苦味を強めに感じます。

  • アプリコットとはちみつのゼリー (右)

  • ゼリーは液状に近いゆるい仕上がりで、アプリコットの酸味をはちみつの甘味で優しく包み込んだ味になってました。
    どちらかといえば、甘みの方を強めに感じると思います。



  • キルシュトルテ (上)

  • 表面は甘さがやや強め、中のクリームは甘さが抑え気味となっていて、全体の味はややビター、といった感じでした。
    チョコ部分の印象はクラブハリエのものとあまり変わりませんが、あちらのものよりダークチェリーが大きく、その分酸味でメリハリがつけられていたので、こちらの方が複雑な味わいになっていたと思います。

  • リンツァートルテ (下)

  • タルトは今までのタルトに比べてかなり硬い仕上がりですが、その分サクサク感は強く感じました。
    また、生地にアーモンドスライスなどのナッツ類が入り、タルトだけ食べても味に単調さは感じませんでした。
    かけられているラズベリーソース、ジャム共に酸味よりは甘さのほうを感じる味になってました。
    クラブハリエがラズベリーの味をメインにしたのに対し、こちらではタルトを中心にアクセントとしての「リンツァー」をテーマにしたようです。
    両店とも同じ名称のデザートでも、方向性が違うのは面白いですね。
    どちらも甲乙つけがたいですが、個人的には味の複雑さの点から、ザ・テラスの方がほんのちょっとだけ好みの度合いが高かったです。



  • モアオーヘム (左)

  • しっとりふんわりしたチョコスポンジのみで構成されてます。
    土台のスポンジをのばして少し硬くしたような部分に、甘味がありました。
    チョコの甘さ、苦さともに弱めで、かなり単調な印象を受けました。

  • いちごとミルクのゼリー (右)

  • 上のストロベリージャム部分は酸味のみ、中央のミルク部分はごく弱く甘味が、下のストロベリーゼリー部分はジャムよりは弱めの酸味がありました。
    味の濃さは感じず、かなりあっさりとした仕上がりになってました。



  • チョコアイスクリーム

  • バニラアイス同様、とてもなめらかなジェラートになってます。
    甘さはおさえて、濃厚なチョコの味が楽しめる仕上がりになってました。



  • ヘーゼルナッツシュニッテン (上)

  • とても甘いチョコクリームと、苦味のあるヘーゼルナッツの味を同じくらい強く感じました。

  • ストロベリーシュニッテン (下)

  • 上の生クリームは甘さが無く、かなりさっぱりした味でした。
    また、中央のアルコールを強く感じるバニラクリームは、バニラの苦味を感じる仕上がりでやはり甘さはほぼありませんでした。
    パイ部分は、サクサク感を残していましたが、上のパイだけは少しだけしっとりしてます。
    これも全体に濃厚さがなく、クリームの分量のわりにかなりあっさりした味になってました。



  • モーントルテ (上)

  • 土台は甘さを持っているものの強力な黒けしの味、中層は土台より黒けしの分量が減り、その分甘さを強めに感じ、上層は甘みの中に塩気を感じる味になってました。
    単純に黒けしだけ、というわけではないけっこう面白い味だったと思います。
    クラブハリエのモーン・クーヘンより、圧倒的にこちらの方が好印象です。

  • チーズケーキ (下)

  • 名称は変わりましたが、今までの「ニューヨークチーズケーキ」と全く同じ品でした。


    前回との比較

    品名 前回 今回
    アイス
    マロンアイスクリーム
    バニラアイスクリーム
    アールグレイアイスクリーム
    チョコアイスクリーム ×
    ソフトクリーム
    パッションフルーツのシャーベット
    ストロベリーシャーベット
    洋梨のシャーベット ×
    カップ・グラスデザート
    バニラのクリームブリュレ ×
    グレープフルーツのプリン ×
    ブルーベリークリーム →アプリコットとはちみつのゼリー
    クランベリーゼリー →グラスに入った"シュヴァルツヴェルダー"
    パッションとオレンジのゼリー →いちごとミルクのゼリー
    その他
    フルーツサラダ
    カットフルーツ
    チョコレートとミルクチョコレートのムース →カーディナルシュニッテン
    マンダリンと赤いフルーツのムース →レモンクリームシュニッテン
    ストロベリーショートケーキ →ストロベリーシュニッテン
    栗と松の実のタルト →リンツァートルテ
    チョコレートエクレア →モアオーヘム
    クルミとチョコレートのムース ×
    ニューヨークチーズケーキ
    名称はチーズケーキ
    抹茶オペラ ×
    パイナップルとライチのムース ×
    オレンジと紅茶のケーキ ×
    ザッハトルテ ×
    アプリコットチーズトルテ ×
    キルシュトルテ ×
    ヘーゼルナッツシュニッテン ×
    モーントルテ ×


    総評:

    フェアが無かった前回までと一新、今月からフェアが設けられました。
    アイス以外でそのまま残っていたのはニューヨークチーズケーキのみです。
    ブリュレが無くなってしまったのは個人的に残念です。
    正直なところ、クラブハリエに比べてフェア色がそれほど強いとは思えない品揃えでした。
    もともと品数が少ないので、しょうがないといえばしょうがないのですが…。
    全体の味に関してはいつものザ・テラス同様なので、不満点はありません。どれも秀逸です。
    フェア中はこのまま固定されてしまうのか、入れ替えがあるのか不明ですが、ホームページの説明にはシュトゥルーデルが出るみたいなことが書いてあるので、今回のレポートの品揃えと入れ替えがある可能性は高いです。

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