ザ・テラス

(ウェスティンホテル東京 )

 2007/9/3 

2007/11/19よりディナータイムのデザートアトリエのみの利用は中止になってしまいました。


  • モンブラン (左)

  • 初回訪問時は大きな容器から掬うタイプでしたが、今回は細長いグラスに入ったもので、とても長いチョコの飾りがついています。
    マロンクリームの味は以前と変わらず、それほど栗の味はせず、甘めの味付けです。
    マロンクリームの下の生クリームは甘さが少なく、ミルク風味が強めなものでした。
    生クリームに隠れるように、ティラミスで使われているものと同じカラメルで味付けされたヘーゼルナッツの層があり、食感と味に幅を持たせていました。
    下部の黄色い部分はカスタードクリームだと思うのですが、あまり目立たない味でした。
    いちばん下のスポンジ部分はかなりお酒が強く染み込んだ味でした。

  • 白ぶどうのゼリー (右)

  • とても濃厚で、甘さも強めでした。
    ゼリーはかなりゆるめの仕上がりで、下部に大きなナタデココと、白ぶどうそのものが入っていました。



  • 洋ナシのコンポートとパンナコッタ (左)

  • 硬さがしっかり残った歯ごたえの洋梨は、少しだけ甘めでした。
    下のパンナコッタ部分はこれまでに登場したものと同様で、甘く、濃厚な味でした。

  • 赤いオレンジのゼリー (右)

  • 弱めの酸味がじわじわ広がってくる味ですが、甘さも同じくらいに感じます。
    果実の酸味がゼリーより若干強いですが、全体の印象は、やはり酸味と甘味が同じくらいのように思えました。
    こちらもかなりゆるめの仕上がりのゼリーです。



  • ビターチョコとホワイトチョコレートのムース (上)

  • 土台はザクサクとした食感がありました。
    ホワイトチョコの層は意外と甘さ抑え目なのに加え、小さなオレンジが加えられているために酸味もあり、ホワイトチョコ系の味にしてはさっぱりした印象を受けました。
    下のチョコの層はビターな味で、全体的に甘さはそれほど強くなく、重さが軽減されたチョコケーキでした。

  • 洋ナシとカラメルのムース (下)

  • 洋梨部分は甘さが目立つ味で、カラメル部分もやや甘めの味付けでした。
    この二つの層より、お尻の少し硬めな、シナモン風味がとても強いスポンジ部分の味の方が目立っていたような気がしました。
    土台のチョコスポンジ部分は、特に変わったところはありませんでした。



  • 赤いフルーツとリンゴのムース (左)

  • 下のリンゴのムース層には果肉も入っていて、弱めの酸味と甘味、どちらも感じられる味でした。
    上の層は中程度の酸味があり、やはりわずかに甘味もありました。
    全体としては一応酸味寄りの味ですが、甘さもけっこう感じられるので、さっぱり感はそれほどありませんでした。

  • 洋ナシとマロンのムース (右)

  • マロン部分はモンブランと同じで、それほど味は濃くありませんでした。
    洋ナシ部分も「洋ナシとカラメルのムース」のものと同じで、甘さがやや目立つ味でした。
    栗の味が弱めなため、洋梨の味が勝る印象を受けました。
    全体的に甘めな品です。

  • チョコレートミルフィーユ (下)

  • 最上部の薄いチョコ部分はややビターな味、その下の硬めのチョコクリームはごくわずかに甘さがある味でした。
    下のスポンジの層にはナッツが加えられていて、お酒の味をほのかに感じました。
    どの部分も違いがハッキリわかるようになっていて、同時に食べても上手く組み合わさった味だったと思います。



  • ヘーゼルナッツとオレンジのティラミス

  • 過去に出ていたティラミス同様、大きな容器から掬うものです。
    基本的なチーズやヘーゼルナッツ部分の味は同じですが、こちらはチョコスポンジではなく普通のスポンジが使われています。
    さらに、元々さっぱりした味のチーズクリーム部分にオレンジが加わり、よりさっぱり感が強くなっていました。
    さっぱりしたティラミス、という特徴を上手く引き出していて、個人的には以前のものよりさらに好印象の品に仕上がっていたと思いました。



  • 南瓜のクリームブリュレ (上)

  • キャラメリゼはサクサク、クリームはとろっとした仕上がりでした。
    かなり甘さが強く、クリーミーなカボチャの味はわずかに伝わってくるのですが、甘さに大部分を消されているような印象を受けました。

  • ゆずのケーキ (左)

  • しっとり感がありながら、硬めの仕上がりのケーキです。
    やや強めな甘さが主体となり、そこにゆず風味がやや感じられる、といった印象でした。
    そこまでゆずを前面におしだした品ではありませんでした。

  • ドームカマンベール (右)

  • 断面も真っ白で、カマンベルチーズのムースのみ、といった品です。
    ほのかにお酒の味がある、濃いカマンベールチーズ味が感じられる品でした。
    酸味などはなく、チーズの味が主役になっています。



  • オペラ マロン (上)

  • アルコールの味がかなり強く、マロンの味はほとんどわかりませんでした。
    スポンジ部分に染み込んだお酒の量が多いためか、今までのオペラに比べてしっとり感が強めでした。
    上のビターな部分は今までと共通なのですが、全体的な味はやや弱めな甘味、といった印象でした。

  • リコッタチーズとマロンのタルト (下)

  • ザクザクのクランブル部分など、基本部分は今までのタルトと同じです。
    名称に入っているリコッタチーズとマロンはどちらも味が弱く、むしろ土台に敷かれたレーズンペーストのような層の味がとても強かった印象です。


    前回との比較

    品名 前回 今回
    アイス
    マスカルポーネアイスクリーム
    バニラアイスクリーム
    エキゾチックシャーベット
    ソフトクリーム
    フリュイルージュシャーベット
    グレープフルーツシャーベット
    抹茶アイスクリーム
    カップ・グラスデザート
    グレープフルーツとユズのゼリー →白ぶどうのゼリー
    ヨーグルトムースとベリー ×
    トロピカルフルーツのゼリー →赤いオレンジのゼリー
    マンゴープリン ×
    桃のゼリーとパンナコッタ →洋ナシのコンポートとパンナコッタ
    ココナッツのクレーム・ブリュレ →南瓜のクリームブリュレ
    モンブラン ×
    ヘーゼルナッツとオレンジのティラミス ×
    その他
    フルーツサラダ
    柑橘類のフルーツスープ
    ニューヨークチーズケーキ
    ヘーゼルナッツとオレンジのケーキ →洋ナシとマロンのムース
    赤いフルーツのタルト →リコッタチーズとマロンのタルト
    グレープフルーツとライチのムース →赤いフルーツとリンゴのムース
    レモン風味のオペラ →オペラ マロン
    ホワイトチョコレートフォンデュ
    ココナッツとパッションフルーツのムース →洋ナシとカラメルのムース
    ピスタチオとホワイトチョコレートのムース →ビターチョコとホワイトチョコレートのムース
    ヘーゼルナッツ風味のミルクチョコムース →ドームカマンベール
    カラメルパインとエキゾチック風味のババ ×
    ブラックチェリータルト ×
    アプリコットタルト ×
    カシスタルト(?) ×
    アーモンドケーキ →ゆずのケーキ
    チョコレートミルフィーユ ×


    総評:

    チョコレートフォンデュの横に置かれていたタルトが、今回はありませんでした。
    やはりあったらラッキー、な品なのかもしれません。
    今回は、今までに比べてチーズ系の品が多めで、チーズ好きの私には特に良い内容でした。
    特に、以前よりパワーアップした印象を受けたティラミスがとても良かったです。
    これを食べに今月もう一回、という気持ちになりました。
    全体的に大変高レベルな内容なのはいつも通りです。
    あえてとても我侭な問題点をあげるとすれば、先月までに比べて、酸味系のものが少なくなっているため、基本的に甘いものばかり、という印象を受けたことでしょうか。
    甘さ抑えめ、あるいは若干酸味寄り、という品はあるのですが、今回すっきりした印象の品は、定番品としてあるシャーベットと柑橘類のフルーツスープだけだったように思います。
    季節にかかわらず、グラスデザートなどで一品、酸味が強めな品があると全体のバランスが良くなる気がしました。

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