カフェ

(ハイアット リージェンシー 東京)
<リージェンシー スイーツブッフェ>

 2010/8/26 

名札と配られたメニュー表に若干差異がありましたが、メニュー表の記載を優先しました。


  • アーモンドクッキー・ダマ(2種) (左上・上段中央)

  • ダマの部分、名札の綴りでは"Baci di dama(バーチ・ディ・ダーマ=貴婦人のキス)"となっていました。
    アーモンドパウダーをベースにした、ボロっとした生地に、溶かされた板チョコがサンドされていました。
    チョコ生地の方は、チョコの苦味は弱く、わりとマイルドな味でした。

  • コーヒー マシュマロ (右上)

  • かなり硬いマシュマロで、コーヒー味は思ったよりは弱めでした。

  • オレンジ風味のソフトアーモンドクッキー (中段左)

  • ちょっとふにゃっとした食感、弱めな粘性がありました。
    一口目にふわっとオレンジの香りが広がり、その後にアーモンドクッキーの普通の味が伝わって来ました。

  • アーモンドとヘーゼルナッツのクッキー (中央)

  • 見た目は堅そうですが、ぼろっとした仕上がりでそれほど硬くありませんでした。
    デザートブッフェに良く出てくる、プラリネクリームそのまんまの味でした。

  • ヌガー (中段右)

  • ナッツ類が豊富に入っていて、甘さはかなり控えられていました。

  • ビスコット (下)

  • 特に変わったところはありません。素朴な味でした。



  • ピーチとプロセッコのゼリー (左上)

  • 「プロセッコ」というのはワインの種類だそうで、こちらはスパークリングタイプのものを使用しているようです。
    透明なクラッシュゼリーがこの「プロセッコ」を使ったゼリーで、シャンパンに似た感じの味で、アルコールもけっこう強めでした。
    そこに桃の味が組み合わさり、果実酒のような味わいに仕上がっていました。

  • ラズベリーゼリーとパンナコッタ (右上)

  • パンナコッタは薄味気味で、ほぼラズベリーソースの非常に強い酸味のみ、という印象でした。

  • キャラメルコーヒーブリュレ (中段左)

  • これ、ただのプリンのような形なのですが、表面の弾力がすごい強く、スプーンで掬おうとしても、押しつぶすような感じになってしまいました。
    味も、かなり変わっていて、2回ほど食べたんですが、チーズの味のようにしか思えませんでした…。

  • フルーツコンポート (中央)


  • ラム酒のサバラン アールグレイとオレンジ風味 (中段右)

  • ひたひたにはならないくらいの染み込み具合で、アールグレイの苦味のおかげか、ラム酒の風味はそれほど強く感じませんでした。
    アルコールも、「ピーチとプロセッコのゼリー」に比べて弱めでした。

  • ジェラート(バニラ) (左下の器・上)

  • ジェラート(カプチーノ) (左下の器・左)

  • ジェラート(ピスタチオ) (左下の器・右)

  • シャーベット(マンゴー) (右下の器・上)

  • シャーベット(グレープフルーツ) (右下の器・左)

  • シャーベット(ブラッドオレンジ) (右下の器・右)

  • ブーローニュの頃と同じで、どれも素材の味がはっきりしていました。
    特にピスタチオのアイスは印象に残る味でした。



  • クレープ<実演>

  • 実演の様子はこちらの動画をご覧ください。
    材料はこれで全てです。
    今回は、生地にオレンジピールが含まれていて、香りをはっきり感じました。



  • ピーチタルト (上)

  • 厚みがあるわりに、ザクっとした軽い仕上がりの土台で、その上に桃のクリーム、生クリームという構成になっていました。
    全体の甘さは控えめで、白桃の弱めな酸味が生かされていました。

  • アマレットティラミス (中段左)

  • リキュールのアマレットを使っているのだと思いますが…マスカルポーネの味が目立たないほどのすごい酸っぱい味がしました。
    酸っぱいティラミス、というのは初めて食べた気がします。

  • ブラックフォレストシュー (中段右)

  • 硬めなシュー生地の表面をチョココーティングしてあり、中身もチョコクリームでした。
    どちらも苦味が強めでした。

  • チョコレートムースケーキ (左下)

  • ブラックフォレストシューの中身より、さらに苦いチョコクリームでした。

  • ピーチムースケーキ (右下)

  • 酸味をはっきり感じる、爽快な味の白桃ムースでした。
    スポンジがちょっと乾き気味だったのは残念でした。



  • グレープフルーツタルト (上)

  • イチジクのタルト (下)

  • 土台の仕上がりは、ピーチタルトと同じでした。

  • ポレンタティーケーキとレモン風ホワイトチョコレートガナッシュ (上から二段目・左)

  • かなりボロボロした仕上がりで、ポレンタティー、レモンの風味は弱く、とても甘いホワイトチョコの味が目立っていました。

  • フィナンシェ (上から二段目・右)

  • フィナンシェではあまり見ない形状ですが、ねっとりした食感と強い甘味は、確かにフィナンシェでした。
    バター風味が豊かで、ラズベリーの酸味がアクセントになっています。

  • ブルーベリータルト (下から二段目・左)

  • クラフティ風の生地に、ブルーベリーが練りこまれていました。
    卵の味ももちろんするのですが、ブルーベリーの香りの強さが特に印象的でした。

  • パッションフルーツクリームタルト (下から二段目・右)

  • 名前通り、全体がとろみが強いクリーム状になっていました。
    パッションフルーツの酸味は刺激を感じるほどの強さで、舌に纏わりつくような食感とのギャップが面白い品でした。



  • 焼きたて”フォンダン・ショコラ”<非食べ放題>

  • フォンダンショコラらしいとろっとした感じは弱めで、しっとりしたカップケーキのような仕上がりでした。
    チョコの味は非常に苦いのですが、底に入ったラズベリーの酸味がそれをわずかに軽減してくれています。
    甘いバニラアイスと交互に食べていくと、丁度苦さと甘さが中和されるような感じでした。



  • ベリービネガースムージー (左上)

  • ドリンクですが、ちょっと珍しかったので載せてみました。
    酢のダイレクトな酸っぱさが伝わってきて、刺激を感じる風味でした。
    爽快感を味わうというよりは、口直しとしての役割の方が強かった気がします。

  • サラダ (右上)

  • 材料はこれで全てです。
    ドレッシングはシーザーとイタリアンでした。

  • サーモンとリコッタチーズのピアディーナ (左下の皿・上)

  • 生ハムとモッツァレラチーズのピアディーナ (左下の皿・下)

  • 生ハムの方は、トマトソース、モッツァレラチーズの味が絡み合い、独特の味を生み出していました。

    ★ドリンクメニュー
    自家製ビネガードリンク ベリービネガースムージー ベリービネガーソーダ ハチミツレモンソーダ
    コーヒー
    (●はホット、アイス選択可能)
    ●コーヒー カフェインレスコーヒー ●カフェオレ ●カフェラテ
    ●カプチーノ ●カフェショコラ カフェキャラメチーノ エスプレッソ
    マリアージュフレールティーセレクション セイロン ダージリン アールグレイ イングリッシュブレックファスト
    マルコポーロルージュ
    (カフェインフリー)
    マリアージュフレールアイスティーセレクション ダージリン アールグレイ カサブランカ マルコポーロ
    ハーブティー カモミール ローズヒップ ペパーミント
    その他お茶 日本茶 ジャスミン茶

    ※ドリンクはテーブルオーダー


    総評:

    デザートの種類数はブーローニュの頃と変わらず、軽食は減ってしまっています。
    しかし、ピアディーナ2種はありきたりと感じない品で、以前登場していたパスタ、キッシュなどに比べて印象は良くなった気がします。
    デザートは焼き菓子なども手が込んでいると感じるものが多く、全体で見て質が高いと感じました。
    実演のクレープの完成度も上がり、テーブルサービスのフォンダンショコラも加わったことから、デザート全体の満足度も、以前より上がったと思いました。
    開始直後にすでにホールのケーキが残り1/4程度になっていたり、欠けているものがありましたので、どうやらランチタイムから通して同じデザートが使用されているようでした。
    それが無くなってからも同じものが補充され続けていて、滞在中に品切れはありませんでした。
    開始の時点での店内の埋まり具合は6割ほどでしたが、16:00前には満席に近い状態になっていました。
    しかし、デザートブッフェの利用者は、私を入れて10組にも満たなかったように見えました。
    伝票は15:55に運ばれてきて、デザートを取れるのは残り15分ですが、その後も無制限で滞在できます、というアナウンスの言葉がかけられました。
    ドリンクのラストオーダーも同じ時間のようです。
    台が空いているので、開始直後に並んで待たなければならい、というロスがなく、退店ではなく、デザートが取れるのが70分間ですので、以前の半分以下の制限時間になってしまったとはいえ、短すぎる、という印象は受けませんでした。
    こうしたことと、3年近く前とほとんど値段が変わっていないことを見ると、以前よりも総合の満足感も上がっていた、と感じました。
    開催予定は今のところない、と言われましたが、もしまた開催されたら、来てみたい場所だと思いました。

    住所 〒160-0023
    東京都新宿区西新宿2-7-2
    電話番号 03-3348-1234
    開催日時 不定期 (平日限定)
    15:00〜17:30 (16:20 L.O)
    予約
    値段 通常:3000
    クーポン2700
    制限時間 食事を取れるのは70分
    (滞在は無制限)
    待ち時間 -
    ギフトカード ナイスグルメ ○
    その他 今回の開催は2010/7/21〜8/31の平日

     
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