食人 shoku-nin

2007/8/24 

名札は付いていませんが、公式ページで名前が確認できたものはその通り記載しています。


  • ハチミツムース(?) (左)

  • さっぱりした、甘さがないとろっとしたクリームなのですが、素材が何かはよく分かりませんでした。
    普通の生クリームの可能性も高いです。
    スポンジや、柔らかめなクッキーのようなものが散りばめられた層があり、いちばん下は甘さ、風味が弱めなバニラクリームでした。

  • フランボワーズムース (右)

  • 中層、最下層は左のものと全く同じです。
    上はかなり強い酸味があるフランボワーズのムースで、中層との間にこのムースをさらに濃厚にした感じのジャムの層がありました。
    今回唯一、酸味がメインの口直しになりそうな品に思えました。



  • シュー ア ラ クレーム (左)

  • 「通常の倍のバターを使った」シュー皮は、やや硬めに焼き上げられていて、パリっとした食感があり、わずかに苦味が感じられました。
    中に入っているのは「オレンジの香りのカスタードクリーム」で、シュー皮の底の部分もくりぬかれていてたっぷりと詰まっています。
    甘さが控えられたクリームで、オレンジの酸味を意外としっかり感じる、さっぱりした印象のクリームでした。

  • カヌレ (右)

  • 外側はそれほど硬くなく、中はもっちりした食感でした。
    中の部分は甘さとお酒の風味をかなり強く感じました。



  • カスタードパイ (上)

  • 適度にサクサク感を残したパイに、お酒の味が強めで、やや甘めのカスタードクリームが詰められています。

  • フィナンシェ (中)

  • 硬めの食感で、「焦がしバター」の風味をとても強く感じられる品でした。
    対して「ハチミツの贅沢な香り」というのはそれほど感じず、全体的に甘さは弱めの品でした。

  • アンガディーネ (下)

  • 甘さの中に、酸味のようなものを感じる不思議な味でした。



  • ディプロマット

  • 生地に含まれるもともとの水分量が少ない感じの、乾いたような硬めなロールケーキでした。
    クリームはそれほど甘さを感じず、果物自体の酸味を主に感じる品でした。



  • モンブラン (左)

  • 「カシスのコンフィチュール」の味は全体の中でそれほど目立たず、マロングラッセのアルコールらしさを弱めた感じの、少し濃い味の「マロンムース」が主役になっていました。
    上のマロンクリームは、そのマロンムースをさらに濃縮した印象の味でした。

  • イヴォワール (右)

  • 「国産レモンのムースとホワイトチョコレートムース」という説明があるのですが、アルコールらしい味の方が強めに感じられました。
    説明書きのものより、中層の薄くサンドされているフランボワーズムースの酸味がいちばんはっきりしていた気がしました。



  • マロンタルト

  • 少しサクサク感がある土台で、上面部分は甘めに味付けされていました。
    ナッツ類やパインなどが中層部分にも入っていて、わりといろいろな味が楽しめました。



  • タンドル フレーズ (左)

  • 「ハチミツとマダスカルバニラ」を使ったというスポンジはもちもちした食感で、クリームは甘めでした。
    スポンジとクリーム部分が、綺麗に分かれる仕上がりでした。

  • NYフロマージュ (右)

  • 土台の「クッキー生地」は塩気が強く、水分量が多めでしっとりした食感です。
    「焼きタイプのチーズケーキ」部分は味がとても濃く、やや酸味よりの味です。
    全体的に、けっこう重めな印象の品でした。
    濃厚系のチーズケーキが好きな人は、気に入る味だと思います。

  • ショコラ プロヴァンス (下)

  • チョコは口でとろける柔らかさがあり、オレンジの香りが非常に強く、チョコの風味と同じくらいのレベルで感じられました。
    そのため、ショコラ系のケーキの中では、かなりさっぱりした後味の品だったと思います。



  • ポム ノルマンディ

  • 底のスポンジケーキ部分は、硬くもふもふした食感でした。
    リンゴは若干酸味がありますが、それほど強い味ではありませんでした。


    総評:

    種類は少なめで軽食もありませんが、いわゆるバイキング用のケーキとは別次元の、本格的な品ばかりです。
    一個あたりが小さめで、種類を楽しめる構成なのも良い点だと思います。
    ただ、濃厚な味付けのものばかりなので、実際の量よりは満腹感が強いです。
    今回軽めな印象だったのはフランボワーズムースだけでした。
    味はどれも良いのですが、ケーキバイキング慣れしてない方が最初にこのお店を選ぶのは、ちょっと厳しいかもしれません。
    私が訪れた時期はキャンペーン期間で990円という値段でしたが、内容から見ると破格だと思います。
    元の値段は1800円ですが、新宿というエリアやデザートの質を考えると、この値段でも選択肢に入れられるお店ではないでしょうか。
    ただ、なにぶん上に書いたように重めな品が多いため、もし訪れる時期によっての商品変化が全く無いとすると、頻繁に再訪するのはためらわれるところです。
    補充に関しては、焼き菓子類が14:30頃にカヌレがなくなったのを除けば、あとはしっかり補充がされていました。
    また、「ポム ノルマンディ」は開始時点では無く、途中最初に置いてあった品が少し減ったあたりで現れたので、入れ替わり制と言えなくも無いのですが、単にスペースの問題のようにも思われたので断言は避けておきます。
    14:00開始から10分位すると、店内はほぼ満席状態でした。
    私が帰る15:00頃は空いていましたが、開始の時間帯を狙う人で、人数が多めな場合は予約しておいたほうがよさそうです。
    それほど広くない場所なので、少人数向きの場所だと思います。
    一箇所だけですが、テーブルが壁にくっつけられた一人用の席があったのが個人的には嬉しかったです(笑)。

    住所 〒151-0053
    東京都渋谷区代々木2-1-1
    新宿マインズタワーB1F
    電話番号 03-5333-5564
    Fax 03-5333-5583
    開催日時 ・火・金
    14:00〜19:30 (18:20 L.O)
    予約
    値段 1800
    制限時間 70分
    待ち時間 -
    その他 前金制
    2007/9/30までは990円

     

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