サン・ラファエル


オーダー用のメニュー表とショーケースの名札で表記が違うものが一部ありましたが、ショーケースの名前の方で統一しています。


  • Dessert3<非食べ放題>

  • 3品のランダムなケーキ+ソフトクリームのセットで、これを食べ終えてからが食べ放題となります。
    私が提供されたのは、ピスタチオのマカロン+スフレフロマージュ、ケークガナッシュ、プリンの3種でした。
    ピスタチオのマカロンは、香りは弱く、甘味が強いものでした。
    ケークガナッシュは、しっとり食感ですが、苦味が強く濃厚な味の生地でした。
    販売品は生チョコがサンドされているのですが、これは普通の生クリームが挟まれていました。



  • ずんだモンブラン (左)

  • 周囲を生クリームで覆ったロールケーキを、さらに緑色の薄いぎゅうひで覆い、上部に枝豆のクリームを絞っています。
    枝豆のクリームは、非常に味が濃いのですが、甘味も同じくらい強くつけられていました。
    ロールケーキの生地、クリームが、この濃い味を抑え、洋菓子らしくまとめていました。

  • まるごとピーチ (右)

  • タルト土台に生クリームとカスタードを少量載せ、その周囲を白桃が覆っています。
    白桃の甘味が非常に強いものの、水分たっぷりなおかげで、重たさは感じません。
    桃好きの人にはたまらない一品だと思います。



  • 和栗モンブラン (左)

  • 和栗クリームは、甘さはほとんどなく、濃さ重視のものでしたが、中に入っているチョコクッキーのチョコ味が非常に強いため、和栗だけの味が目立たないようになっていました。

  • ナポレオン (右)

  • 生地のザクザク感が非常に強く、苦味も強めで、カスタードクリームはやや甘さ控えめでした。



  • フランボワ (上)

  • フランボワーズムース部分の酸味は中程度で、チョコスポンジのチョコ味の方が目立っていました。

  • バトンアラモード (下)

  • 和栗クリームのロールケーキ、フルーツがたくさん載ったフルールロール、チョコロールの3種を容器の中に詰めていました。
    和栗クリームはモンブランのものと同じでした。



  • サン・ラファエルのシュークリーム (左)

  • 皮はきめが細かく、サクサク感が非常に強いものでした。
    クリームは甘さではなく、バニラの香りがとても強いもので、粘り気が強いので生地との相性が良かったです。

  • ブリュレオベルジェ (右)

  • 卵黄だけを使っているプリンは、少しゆるめなクリーム状で、甘味はほとんどなく、味が濃いのにさっぱりした印象を受けました。



  • スフレ・フロマージュ (左)

  • 「KIRI」のクリームチーズを使用していて、コクのある風味と強めな酸味がありました。
    とろとろで口溶けも良いので、とても爽やかなチーズケーキになってます。

  • フルーツ杏仁 (右)

  • ぷるんとした仕上がりで、ミルク風味が非常に強く、香りはふんわり漂う程度に抑えられていました。
    大きなカットのスイカの甘味が印象に残りました。



  • キャレ・バニーユ (左)

  • カソナードクリームの中に、クッキーとスポンジを入れたトライフルみたいな仕上がりのデザートです。
    クリームのバニラ風味は非常に強めですが、甘味は弱めに抑えられてました。

  • くまのすけ (右)

  • ココナッツとフランボワーズのムースを組み合わせているのですが、最初、ホワイトチョコかと思うくらいの強い甘さがありました。



  • フロマージュ・クリュー (左)

  • 土台はクッキーになっていました。
    粘り気が強く、スフレ・フロマージュ以上に強い酸味と濃厚な味があるので、とても重たい印象でした。

  • マンゴーソレイユ (右)

  • プリン、マンゴームース、トロピカルゼリー、ナタデココを組み合わせています。
    最下層のプリンはかなりあっさりした味ですが、マンゴーのムース部分は濃さが非常に強く、酸味もはっきりしたもので、下層のプリンと合わせると程よい濃さになりました。



  • ジュレ・ド・キャフェ (上)

  • 苦味と酸味、両方強めなコーヒーゼリーと、カフェオレのようなあっさりした苦味のあるコーヒーのブリュレが組み合わされていました。
    ブリュレ部分はとろとろなので、全体の味が濃いわりには意外とあっさりと食べれました。

  • いちごのタルト (下)

  • ザクっとしたタルト土台に、甘いカスタードと酸味の強いイチゴを載せ、味にメリハリを出していました。



  • とろけるプリン (左)

  • 上にカスタードのソースがかかっていて、下はちょっと硬めなプリンになっています。
    ブリュレオベルジェの方が卵黄の味ははっきりしてましたが、こちらも濃厚で、食感が硬い分、重たさはこちらの方が上でした。

  • 卵を使わないケーキ (右)

  • 卵黄、卵白を一切使用していない白いスポンジは、ちょっと硬めで、不思議とバナナみたいな味がしてました。

    ★その他登場していた品
    ショコラ いちごのショートケーキ プリンアラモード 雅-みやび-
    エベレスト ケークガナッシュ

    ★フリードリンクなし
    (ワンドリンク付き・ドリンクメニューはこちら)

    総評:

    9:35にお店に着きましたが、かろうじて11:15〜のカウンター席が1席のみ空いていました。
    私の前のお客さんは、11:00〜の2名分の席を取れたようです。
    10:30〜スタートなのですが、どうも一時間に区切って完全に入れ替えているわけではなく、15分刻みで数組ずつ入店させているようなので、10:30〜入店するには相当早くから来ていないとダメなようです。
    案内時間の5〜10分前にお店にお戻りください、という案内があったので、11:00に戻りましたが、そこで受付をしていたお客さんは15:00〜と言われ、利用を諦めていました。
    16:00終了ですので、すでに最後の時間の案内まで進んでいた、ということになります。
    店内の案内は、11:03にしてもらえ、初めての利用だと告げるとシステムの説明がありました。
    まず最初にデザートプレートが運ばれてきて、これを食べ終えた後、ブログ記事の写真に使用したメニューの中から、1回に2個ずつ注文する、という形式になっていました。
    ショーケースを見て選択できる、という記載もありますが、実際に確認してみたところ、こちらのメニューに書かれているものとショーケースに並んでいるものに種類数の違いはありませんでした。
    入店前に、先に食べたいケーキをチェックしておくのが良さそうです。
    説明が終わった時点で、今から60分後の12:10までになります、と伝えられました。
    私の時計ではまだ11:05でしたが、この場合なら12:00となるはずのラストオーダーの伺いが11:57にありましたので、お店の時計がずれていただけと思われます。
    今回、カウンター席だったのもあるかもしれませんが、デザートの提供は非常に素早かったです。
    最初のデザートプレートが30秒、以降、上から順に45秒、25秒、45秒、1分15秒、50秒、40秒、50秒、30秒、30秒でした。
    フロアの店員さんも3名ぐらいが常駐していて、店内の許容人数はそれほど多くないため、誰かしらすぐに呼び止めることができ、オーダーするのに時間がかかる、ということもありませんでした。
    私はカウンター席だったおかげで、カウンター内の店員さんにも注文することができたため、よりスムーズな注文が可能でした。
    このおかげで、ラストオーダーまでわずか50分、という短い制限時間も全く気になりませんでした。
    ただし、写真6枚目は、本来「エベレスト」という品を注文したのに、「スフレ・フロマージュ」が間違って提供されました。
    デザートの味は、スフレフロマージュのような特徴が出にくそうなものも食感や味のバランスで個性を出し、「まるごとピーチ」のように果物を豪華に使った品があるなど、全体的に目でも舌でも楽しめるものが揃えられていたと感じました。
    今回の滞在中、品切れは無かったようです。
    総合では、短い制限時間を感じさせないフロアサービスの充実ぶりや、種類数もそれなりにあること、味のレベルはかなり高いことなどを考慮すれば、かなりお得感の強い内容だったと思いました。
    朝早くから並ばなければかなり長時間待たされる可能性がある点と、最初に提供される「ノルマ」が好みの品であるかどうか、だけが問題となってきそうです。

    住所 〒431-3125
    静岡県浜松市東区半田山5-9-12
    電話番号 053-435-0141
    開催日時 第三木曜
    10:30〜16:00
    ※当日受付:9:30〜
    予約 ×
    値段 1480
    制限時間 60分 (L.Oはその10分前)
    待ち時間 最大240分程度
    13:00以降に来ても入れない可能性大
    その他 テーブルオーダー方式

     

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