アトリウムラウンジ ミモザ

<2009 ミモザ オータムスイーツバイキング>
(東京ベイホテル東急)

 2009/10/20 



  • ガレット・デ・ロワ(マロンとアーモンドクリーム入り) (左上)

  • 軽くサクサクしたパイは苦味が強く、中のペースト状のクリームは、非常に甘いアーモンドの味がベースに、わずかに栗の味がする、といった感じでした。

  • 洋梨のシャルロット (右上)

  • ビスキュイキュイールの生地は表面に少しカリっと、中は軟らかめな仕上がりでした。
    たっぷり入った洋梨のクリームは、ものすごく甘いカスタードクリームに少し洋梨の風味がついたような味でした。

  • 完熟マンゴのムース (左下)

  • 前回登場したものに比べ、濃さがかなり上がり、甘さはそれ以上に増えていて、非常に濃厚な味になっていました。

  • 枝豆とさつま芋のベジモンブラン (右下)

  • 枝豆のクリームはホワイトチョコがベースなので、甘さが強いのですが、枝豆の味もとても強く感じられました。
    下のサツマイモのクリームは、やはり甘く濃厚なのですが、枝豆の味が強いため、全体の甘味を強める役割にとどまっているように思えました。
    中央は、普通の生クリームが入っていました。



  • ショコラオレとマスカルポーネのガトー (上)

  • マスカルポーネもチョコも非常に甘い味でしたが、味もちゃんと感じられました。
    マスカルポーネの方はとろとろで、とても口溶けが良かったです。
    若干エスプレッソの風味があるので、全体の印象としては、甘く濃厚なティラミスに近かったです。

  • シナモンムースとさつま芋クリーム(黒糖ビスケット入り)のガトー (中段左)

  • シナモンとサツマイモのムースは、どちらも中程度の強さで統一感のある味でした。

  • ラズベリーケーキ (中段右)

  • 前回の「ラズベリーのクリームケーキ」とほぼ同じですが、ナパージュの分、味が濃い気がしました。
    口溶け感は今回のものの方が上でした。

  • 苺ショートケーキ (左下)


  • ホウレン草のオペラ (右下)

  • ホウレン草とさつま芋チョコレートを組み合わせた、面白いオペラです。
    ホウレン草は青臭さが全然無く、さつま芋の甘味が加わった甘めなチョコの中で、隠し味のように風味が生きていました。
    青野菜が嫌いな人でも、楽しめる味だと思います。



  • 元祖キャロットケーキ (左)

  • 普通のキャロットケーキに比べて、ニンジンの味は弱く、甘みの方が勝っていました。

  • プチエクレールショコラ (右)

  • 皮はふにゃっとしていて、やや苦めなチョコクリームが入っていました。

  • 苺のミルフィーユ (下)




  • バナナケーキ (左上)


  • サブレーシトロンバニラ (右上)

  • 甘めなバニラ風味の普通のクッキーに、レモンの香りだけ付いている、といった印象でした。

  • ショコラチップサブレー (中央)

  • 生地自体は苦めですが、チョコチップがとても甘いので、全体で見るとやや甘さが強めに思えました。

  • ヘーゼルナッツムースとコーヒークリームのガトー (左下)

  • 甘めなナッツ系ムースの味を中心に、やはり甘めなコーヒー味が続いて伝わってきました。
    かなりお互いの相性が良く、上手く味がまとまっていました。

  • フロマージュサブレー (右下)

  • チーズ味の、しょっぱいサブレです。
    お菓子系の分類というよりは、口直し品な気がします。



  • パンプキンアイス (左の皿・上)

  • 甘さはほとんどなく、純粋にカボチャの味を濃縮したような仕上がりでした。

  • 蜂蜜アイス (左の皿・下)

  • バニラアイスをさらに甘くしたような、ものすごく強い甘さがあるアイスでした。
    かなり重たいのですが、蜂蜜の味がしつこくないため、味の濃さのわりに後に響かないアイスでした。

  • ブドウのとろとろジェリー (右の皿・左)

  • 前回のスープと味の印象は変わりませんが、今回はナタデココが無く、ゆるめなゼリーなので、食感のアクセントは無くなっていました。

  • 大根と生チーズのヘルシースイーツ (右の皿・右)

  • とろとろでとても甘いフロマージュブランの中に、大根おろしが混ぜられていました。
    大根おろしのシャリシャリ感と、とろとろムースの食感の組み合わせは、良いバランスでした。
    大根の味がそのまま残っているので、味は斬新でしたが、賛否両論はっきり分かれそうな印象でした。

  • 元祖パンプキンプディング (右の皿・下)




  • パティシエ自慢のタルトタタンにバニラアイスクリームを添えて<実演> (左)

  • バニラアイスは、単品でも注文可能です。
    これだけの量に、何とりんご2個分を使っているそうです。
    当然、味はものすごく濃縮されていて、酸味も甘味も非常に強めでした。
    ナッツ入りのパイ生地のコリっとした食感と、くにゅくにゅのりんご部分との食感のメリハリも良かったです。

  • さつまいものキャラメルスフレー キャラメルソース添え<実演> (右)

  • 電子レンジでチン、の簡易実演で、さすがにザ・テラスのテーブルサービスで出されるスフレのような、しゅわしゅわ感は無く、もちもちした弾力の強い食感でした。
    とはいえ、食べ放題、というシステムでこの状態ならば充分な気がします。
    甘味がわずかに苦味よりも強めなスフレの中央には、ふかしたサツマイモの欠片が数粒入っていて、全体に甘味を持たせていました。



  • 洋梨のキャラメルフランベ 蜂蜜アイスクリームを添えて<実演> (左)

  • こちらだけは12:30〜の時間指定で、説明を交えながらの実演でした。
    実演の様子は、こちらで動画で見れます。
    酸味が強く残ったラ・フランスの味を中心にしていて、フランベに使ったリキュールの味、キャラメルの味は思ったほど強くありませんでした。
    添えられている蜂蜜アイスは、先ほどのものと同じです。



  • パンプキンのクリームスープ (左上)

  • どろどろのスープで、やや塩味が強めでした。

  • フランボワーズシャーベット (左下の皿・上)

  • オレンジシャーベット (左下の皿・左)

  • レモンシャーベット (左下の皿・右)

  • いずれも甘さが無く、酸味がとても強い爽快な味でした。
    特にレモンのは、刺激も感じるほどの、強い酸味でした。

  • 舞茸・しめじ・えのきのキッシュ (右の皿・上)

  • 各素材の味よりも、チーズの味が強めに感じられました。

  • リボンのスパゲッティー (右の皿・左)

  • かなり硬い湯で加減の、クリームソースのパスタでした。

  • 和・伊 折衷 明太子とジャガイモのホカッチャ (右の皿・右)

  • もちもちのホカッチャ生地に、大きめサイズのジャガイモを載せ、その上から明太子とチーズをかけて焼き上げてありました。
    明太子の味がチーズに勝るほど強く感じられました。



  • オープンサンドウィッチ ソフトフランス

  • オープンサンドウィッチ パンセーグル

  • オープンサンドウィッチ パンノア

  • 具の名前ではなく、パンの名前で名札が着いていたので、3種になっていますが、具は4種の組み合わせがありました。
    右下のものは、パンにくるみが入っていました。
    どれも、素材の味に特に変わった点はありませんが、具の割合が多いため、口直し品として好印象でした。

    ★ドリンクメニュー
    HOT コーヒー 紅茶
    COLD アイスコーヒー アイスティー アップルジュース

    前回との比較

    品名 前回 今回
    実演
    ブルボンバニラのクリームブリュレーとジャスミンのソルベ さつまいものキャラメルスフレー キャラメルソース添え
    パイナップルとバナナのコンフィ フランボアのシャーベット添え →洋梨のキャラメルフランベ 蜂蜜アイスクリームを添えて
    和栗・洋栗・紫芋のスペシャル三色モンブラン ×
    季節のフルーツと苺のアイスクリームをチューリップクッキーの中に糸飴と共に ×
    キリッシュワッサー風味の紅茶シロップのサバラン 季節のフルーツ飾り ×
    カラメリゼしたミルフィーユとヌガーアイス、洋梨コンポート添え →パティシエ自慢のタルトタタンにバニラアイスクリームを添えて
    アイス・シャーベット
    バニラアイスクリーム
    イチゴアイスクリーム →パンプキンアイス
    チョコアイスクリーム →蜂蜜アイス
    オレンジシャーベット
    フランボワーズシャーベット
    レモンシャーベット
    カップ・グラス・取り分け系デザート
    カボチャのプリン
    (=元祖パンプキンプディング)
    巨峰のスープ(ナタデココ入り) →ブドウのとろとろジェリー
    なめらかプリン →大根と生チーズのヘルシースイーツ
    焼き菓子コーナー
    黒糖と完熟バナナのケーキ
    (=バナナケーキ)
    フィナンシェ(胡麻) ×
    フィナンシェ(抹茶) ×
    フィナンシェ(チョコ) →ショコラチップサブレー
    レモンケーキ →サブレーシトロンバニラ
    舞浜チーズブラウニー →フロマージュサブレー
    パイ・タルト
    さっくり焼き上げたアップルパイ →ガレット・デ・ロワ(マロンとアーモンドクリーム入り)
    苺のミルフィーユ
    その他
    フルーツとカスタードのクレープ ×
    マンゴーのクリームケーキ →完熟マンゴのムース
    レアチーズケーキ →洋梨のシャルロット
    バンマリーフロマージュ ×
    イチゴショートケーキ
    (=苺ショートケーキ)
    チョコレートケーキ →ホウレン草のオペラ
    ラズベリーのクリームケーキ →ラズベリーケーキ
    マロンクリームのロールケーキ ×
    枝豆とさつま芋のベジモンブラン ×
    ショコラオレとマスカルポーネのガトー ×
    シナモンムースとさつま芋クリーム(黒糖ビスケット入り)のガトー ×
    元祖キャロットケーキ ×
    プチエクレールショコラ ×
    ヘーゼルナッツムースとコーヒークリームのガトー ×
    軽食
    ミモザスープ →パンプキンのクリームスープ
    ワカメサラダ ×
    レタスサラダ ×
    あげナスのサラダ ×
    キドニービーンズ ×
    キッシュ”ポパイ” →舞茸・しめじ・えのきのキッシュ
    ほくほくポテトのキッシュ →和・伊 折衷 明太子とジャガイモのホカッチャ
    サンドイッチ用素材 パン4種+素材9種 完成品4種(パン3種)
    リボンのスパゲッティー ×


    総評:
    以前は二時間ごとに区切った二部制でしたが、今回は12:00〜16:00の好きな間に利用可能、ただし制限時間90分、という形式に変わっていました。
    実演品目は半分になってしまい、「洋梨のキャラメルフランベ 蜂蜜アイスクリームを添えて」は12:30〜の時間指定の時間が長めな実演、残り2種はいつでも注文できる簡易実演でした。
    前回まで、定番として登場していたマンゴーやラズベリーのムースは味が濃くなった気がし、それ以外のデザートも野菜を使った個性的なものが増え、実演以外のデザートの満足度はかなり上がりました。
    軽食のサンドは、素材がバラバラだった前回と違い、今回は完成品が用意されていました。
    バラバラの品数で数えると種類は減っていますが、印象は変わっていません。
    むしろ、パスタが増えている分、前回より充実している気さえしました。
    前回は予約でほとんど埋まっていたような記憶がありますが、今回は最大時でも席が5割程度しか埋まっておらず、閑散とした雰囲気でした。
    そのせいもあってか、お皿の片付けスピードが速いのは勿論、グラスをテーブルに載せていないと、「よろしければ、何か飲み物をお持ちしましょうか?」と店員さんの方から声をかけてくださるなど、テーブルサービスがとても充実している印象を受けました。
    13:20くらいまで滞在しましたが、その間に品切れは一品も出ていませんでした。
    前回より値段が高く、実演が減ってしまっていますが、個人的には、自由に食べられる品物の質、品数が上がり、充実していた今回の方が、総合の満足度は高く、次回も開催されるようならまた来てみたい、と思える内容でした。

    住所 〒279-0031
    千葉県浦安市舞浜1-7
    電話番号 047-355-2411 (料飲オフィス代表)
    開催日時 不定期
    12:00〜16:00
    予約
    値段 2300
    制限時間 90分
    待ち時間 -
    ギフトカード ナイスグルメ ○
    その他 アイスはテーブルオーダー
    ティーポイント加算対象店
    今回の開催は2009/10/19〜30の平日

     

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