アトリウムラウンジ ミモザ

<秋のスイーツバイキング>
(東京ベイホテル東急)

2006/11/10 



  • カボチャのプリン (上)

  • 非常に甘いカボチャで味も濃厚です。
    プリンというよりペーストに近い感覚です。
    カラメルソースが底に入ってますが、とても薄めでカボチャの甘さの引き立て役程度のものです。

  • なめらかプリン (左)

  • クリームがやや多めのプリン。硬さは「なめらか」というほどではなく普通のプリンとあまり変わりません。
    こちらもカラメルは薄めで、プリン自体が甘くなっています。

  • フルーツとカスタードのクレープ (右)

  • 中身はパインとイチゴとバナナでした。生地はふんわりしてます。
    果物の総量とカスタードクリームの比率が1:1くらいで、果物の味が楽しめました。



  • 巨峰のスープ(ナタデココ入り)

  • ブドウのゼリーやスープなどは薄味のものが多いのですが、こちらは薄すぎず濃すぎずのちょどいい仕上がりでした。
    市販の濃い目のブドウジュースで感じる口に入れたときのイガイガ感もなくすっきりしてます。



  • マンゴーのクリームケーキ (左)

  • マンゴーの味がちょっと弱く、簡易的な印象を受けました。

  • レアチーズケーキ (右)

  • とても酸味が効いたレアチーズと、甘いジャムの組み合わせです。
    メリハリのある組み合わせケーキが好きな人にお勧めです。



  • さっくり焼き上げたアップルパイ (上)

  • とったタイミングのせいかもしれませんが、「さっくり」ではなく「ふにゃっと」した生地でした。 サクサク感があるパイだと、フォークをいれたときにぼろぼろと崩れてくると思うのですが、これは綺麗に下までフォークで切れてしまいます。
    リンゴの味付けは甘すぎず、酸味を殺しすぎず無難な味なのですが、なにかもう一押し欲しいな、と思った品でした。

  • 苺のミルフィーユ (左)

  • どうも市販の冷凍パイシートとあまり変わらないような…。
    私が食べたものはクリーム、イチゴともにピンボケでイマイチでした。
    (イチゴ自体の当たり外れによりけり、ですね)

  • バンマリーフロマージュ (右)

  • 上のレアチーズより酸味が弱く少し甘さを加えたスフレチーズケーキといった感じです。
    置いてあった3種のソースはおそらくこれに使うものでしょう。



  • 黒糖と完熟バナナのケーキ (いちばん上)

  • 黒糖の味を感じるスポンジケーキ。
    バナナの味はそれほどありませんでした。

  • フィナンシェ(胡麻) (中段左)

  • 胡麻は見えている部分だけで生地には入っていません。
    ほとんどただのスポンジケーキです。

  • レモンケーキ (真ん中)

  • スポンジにほのかにレモンの味がついた程度です。

  • フィナンシェ(抹茶) (中段右)

  • 少し弱めの抹茶味です。抹茶の苦味はほとんどなく、フィナンシュ自体の甘さが目立ちます。

  • 舞浜チーズブラウニー (下段左)

  • クルミとチョコの味のみでチーズはどこ?と思いました。

  • フィナンシェ(チョコ) (下段右)

  • チョコ風味は薄いくらいです。
    この写真の品はどれももふもふした食感でちょっと喉が渇きます。



  • イチゴショートケーキ (左)

  • スポンジ多めのよくあるタイプのショートケーキ。
    説明には「ミルクをたっぷり使った…」とあるのですが、少なくとも一口食べてそれがわかるほどの違いは感じませんでした。
    「言われれば確かにちょっとクリームがまろやか…かな?」といった程度です。

  • チョコレートケーキ (上)

  • ムース、スポンジともにやや甘い程度でそれほど重くはありませんでした。

  • ラズベリーのクリームケーキ (下)

  • 非常にすっぱく、爽やかな味です。甘さはほぼありません。
    見た目はムースですが、ムースより噛みごたえのあるモチっとした食感になってます。

  • マロンクリームのロールケーキ (右)

  • クリーム量が少なすぎで、ほとんどスポンジだけを食べているようなものです。
    クリームだけをなめてみたら栗の味を普通に感じる程度の濃さはあったのですが…。
    クリームを極端に濃厚にしてメリハリをつけるか、単純にクリーム量を増やしてもらえればな〜と思いました。



  • キッシュ”ポパイ” (上)

  • ハムやホウレンソウ等の具の割合がとても多いので全体的な味は薄味なものの飽きのこない味になってると思います。

  • ほくほくポテトのキッシュ (下)

  • こちらは逆に、淡白な生地に塩味をつけたジャガイモだけという構成なのでちょっと味の薄さが目に付いてしまいます。
    ジャガイモは名前の通りホクホクで良い火加減だったので、何か別の具を足すと良さそうだな、と思いました。



  • あげナスのサラダ (上)

  • 揚げるというより炒めたナス、といった感じでした。
    ドレッシングをかけるのが前提みたいなので味付けはしてありませんでした。

  • キドニービーンズ (下)

  • ほんのり甘いキドニービーンズ。 やはりこちらもサラダ用のものなので味付けはしてありませんでした。


    以下二枚はサンドイッチ用の具です。





    ピクルスがかなり強力な酢の味がした以外は変わった味のものはありませんでした。
    この先は全て実演品です。


  • ブルボンバニラのクリームブリュレーとジャスミンのソルベ

  • 表面のキャラメリゼはサクサク、ブリュレはトロトロで甘さはやや抑え目。
    ジャスミンのシャーベットの味がとても爽やかなので、ブリュレを食べた後に必ずといっていいほど残る口の中の甘ったるい感じがありません。
    ブリュレの味と爽やかな口直しが同時に楽しめるお勧めの品です。



  • パイナップルとバナナのコンフィ フランボアのシャーベット添え

  • 正直なところ、組み合わせとして出されてる意味をまるで感じませんでした。
    全ての味がバラバラで組み合わせている意味がないように思えました。



  • 和栗・洋栗・紫芋のスペシャル三色モンブラン

  • いちばん長い実演品。
    実演で作られたものは最初の十人くらいにしか行き渡らず、残りは冷蔵庫で冷やしてあったものに上のクルミを置くだけ、というものでした。
    この写真のは後者のものですが、実演品のものはもっとムース部分の嵩がありました。
    作りたての実演品でなかったためかもしれませんが、ムースの味はどの部分も味が薄く、そこだけを食べるとなんとか素材の味がわかる程度でした。
    中央部分はほとんどカスタードクリームで、それにちょこっとムースがのっかっている感じなので、上から下までの一口分を作るとほとんどカスタードクリームの味にモンブランが消されてしまいました。
    期待が大きかっただけに非常に残念な品でした。



  • 季節のフルーツと苺のアイスクリームをチューリップクッキーの中に糸飴と共に

  • ホワイトチョコで内側をコーティングされたクッキーはしっとりしながら口でぼろっと崩れるいい硬さでした。
    水飴を口に入れたときのトゲトゲ感がややマイナスなものの、全体的な具のバランスがよくまとまった味の品でした。



  • キリッシュワッサー風味の紅茶シロップのサバラン 季節のフルーツ飾り

  • ちょっと頭をフォークで押しただけで水分がでるほどヒタヒタになってます。
    サバランの中はクリームもなにもなくスポンジのみの構成です。
    水分量のわりにアルコール分は少なめでした。



  • カラメリゼしたミルフィーユとヌガーアイス、洋梨コンポート添え

  • ミルフィーユは先に書いた苺のミルフィーユと同じものでした。
    これはドライフルーツがたっぷり入ったヌガーアイスだけ食べた方がよかったかも…。
    ミルフィーユでサンドした意味をあまり感じませんでした。


    総評:
    実演なのですがこれはちょっとシステムに問題があるように思えました。
    モンブランのところで書いたものがいちばん気になった点なのですが、その他の品も冷蔵庫で冷やされてほぼ完成した品にちょっと手を加えて完成、というものが多かったのです。
    ミルフィーユなんかは、すでに飾りつけができた皿に
    ミルフィーユを置く→アイスをのせる→上にミルフィーユをかぶせる
    で完成です。わざわざシェフ自らがやるほどのことではない気がしました。
    そして、実演の時間が決まっているため実演品は自由にとれないのです。
    モンブランが終了したのが13:20くらいでしたが、そのあとに3つの実演が残っていて慌しいものでした。
    好きなときに好きなだけ、というバイキングの趣旨からはちょっとかけ離れてるんじゃないかな〜という印象を受けました。
    事実上、実演品は決まった時間に一回しか食べられないということですからね。
    (さすがに実演中の短い時間でリピートはきついでしょうし…)
    いっそのこと、目玉の実演は一本に絞って残りはショーケースからのオーダー、またはテーブルでのオーダー、という風にすればいい気がします。

    後日修正:
    どうやらその品の実演をやってないときでも頼めば作ってもらえるみたいですね…。
    初めて行ったので、実演台に出されているネームプレートの品しか作ってもらえないものだと思ってました…申し訳ありません。

    ケーキ自体は無難なものが多く、大当たりもなければハズレもない、といった感じです。
    予約必須とは書かれていませんが、ほぼ満席状態だったのでなるべく予約したほうがいいでしょう。
    ただ、私のように予約して期待が大きすぎる精神状態で行くと肩透かしを食らうかもしれません。
    「期間限定だし、なんとなく」など弱い理由しかないのであればもう一度行くかどうか検討しなおした方がいいでしょう。
    陽射しが乱反射して差し込む店内は美しくて居心地がよく、実演品の見た目も華やかなので「舌」より「目」で楽しむ人向けの場所かな、と思いました。


    写真にのっていないもので他にあったメニューの紹介

    住所 〒279-0031
    千葉県浦安市舞浜1-7
    電話番号 047-355-2411 (料飲オフィス代表)
    開催日時 不定期 (各季節に2週間ほどの期間 平日のみ)
    12:00〜14:00
    14:00〜16:00
    予約
    値段 2000
    制限時間 -
    待ち時間 -
    ギフトカード ナイスグルメ ○
    その他 アイスはテーブルオーダー
    実演品は時間以外でもオーダー可(?)
    ティーポイント加算対象店

     


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