幕張スイーツファクトリー 〜プティ・マリエ〜

2010/10/13　

店売りはふわっとしたスポンジに、甘めなクリーム、という基本に忠実で、品質の高さも感じられるショートケーキでした。

普通のお店のガトーショコラとイメージが違いますが、こちらのお店ではこれが「ガトーショコラ」として販売されていました。
チョコスポンジ、生チョコクリーム、周囲にガナッシュチョコ、という構成になっています。
チョコクリームのミルク風味が強めに生きているので、かなりマイルドであっさりした味でした。
食感も軽めなので、チョコ系としてはかなり軽めなケーキでした。

薄く、少し触っただけで崩れてしまうような、かなり脆い生地でした。
果物と形状以外に、違いはありませんでした。

強い酸味のフランボワーズムースと、ミルクチョコ風のマイルドな味のチョコクリームが組み合わされていました。

こちらは、ホール形状のショートケーキで、上に薄いチョコのフレーバーがかかっていました。
クリーム、スポンジの味に特徴が無く、品質が先ほどのものより落ちている気がしました。

プラリネクリームの味に思えたのですが…普通のプラリネクリームに比べて、かなりカスタードクリームらしい味が強めでした。

取り分けてもらうときに、果物がほとんど落ちてしまいました…。
軟らかく、アーモンド風味と甘味が少し強めに出た土台でした。

中央の首を表している部分だけ、少し歯ごたえのあるクッキーが使われていて、あとのシュー生地部分はふにゃふにゃでした。
中身は生クリームとカスタードクリームのオーソドックスなスタイルでした。

非常に軟らかい、しっとりした生地の中に、強めにブランデーとラム酒が利かされたドライフルーツがたっぷり入っていました。
かなりお酒が強めなので、アルコールが弱い人にとっては、ちょっと辛そうな品でした。

中もチョコクリームで、表面のものは強い苦味、中のものは弱めな苦味がありました。
生地はふにゃっとしていました。

エクレアの左、焼き菓子の中段にあるのは、カラメリゼされた甘いパイ生地のようなお菓子でした。
いちばん右の黄色いのは、「かぼちゃのクッキー」という販売品を小型化したもののようでした。

土台は先ほどのフルーツタルトと同じです。
中はカスタードクリームだけで生クリーム無し、というちょっと珍しい構成でした。
フランス産マロンペーストは、栗の濃厚な味がしましたが、カスタードもマロンペースト自体も甘味がかなり強いため、栗の味よりは甘味の方が勝っていました。

もちっとした、苦味が抑えられた抹茶ムース(ババロア？)でした。
添えられた餡子、生クリームのおかげで、甘味がかなり目立っていました。

見た目は重そうなベイクドチーズケーキで、食感はそのものなのですが、サワークリームの非常に強い酸味が、重たいチーズの味をはるかに上回り、とてもさっぱりした味に仕上がっていました。
隠し味のヨーグルトも、さらに全体のあっさり感を強め、食感は重たいのに味はとても軽い、という個性が感じられるチーズケーキでした。
個人的には、今回これがいちばん気に入りました。

もちもち感の強いブリオッシュ生地の食感はそのまま残っていますが、ラム酒の味もかなり深く染み込んでいて、アルコールも強めでした。
カスタード、生クリームが、ラム酒シロップの甘味をさらに補強し、甘味もかなり強めになっていました。

「焼チーズ」と対照的に、甘めで、とろみのあるクリームで構成されていました。
土台は、薄焼のクッキーのようなものでした。

もちもち感が非常に強く、はっきりした酸味がある味の濃いゼリーでした。

硬めに仕上げられたプリンは甘さが抑え目で、卵黄の味がはっきり感じられる濃厚な味でした。
カラメルソースはサラっとした、苦味も甘味も弱めなものが使われ、プリンの味を上手く引き立てていました。

クリームは液状に近い状態でしたが、意外とマスカルポーネの味はしっかりしていました。
全体では、コーヒーの味がやや目立っていた気がしました。

優しい酸味のある、風味が強めな苺のムースで、土台は薄いスポンジでした。

メニューとして掲げられていたのは4種だったのですが、全種お願いします、と言うと、中央のフランボワーズがオマケ（？）として加わっていました。
ストロベリーは、先ほどのムースのように優しい風味、フランボワーズははっきりした酸味で、味にしっかり違いが出ていました。
グレープフルーツは、苦味よりも酸味が強めに出ていました。
どれも甘さは弱く、さっぱり感が強めでした。

こちらは今までのチョコケーキのようなマイルドさがなく、苦味がとても強い、典型的な重たいチョコケーキでした。

弾力の強いスポンジに、今までと同じ、優しい酸味の苺ムースが包まれていました。
上面のイチゴソースの酸味が強いので、爽快感は強めでした。

キャラメリゼの部分は、ジャリっとした食感がわずかに感じられ、強い甘味がありました。
バニラクリーム、チョコクリームはどちらも液状に近く、味はキャラメリゼよりも弱いくらいでした。

白っぽいムースの部分からも、かなり弱めにですが、オレンジの味が感じられました。

こちらは、先ほどのレアチーズと違って、酸味寄りの味付けでした。

プラリネのクリームの味はやや弱く、甘味が全体を支配していました。

パイ生地一枚一枚は軟らかめですが、各部分の層が幾重にもなっているので、軟らかめなクッキーを噛んだときのような、弱い抵抗がありました。
カスタードクリームは甘さがとても強いものが使われていました。

パイ生地の苦味がかなり強めに出ていて、メインの部分より味が目立っていました。

卵のもあったようですが、取りに行った時はすでに無くなっていました…。

★ドリンクメニュー
HOT	本日の珈琲 プティ・マリエ　オリジナルブレンド	本日の紅茶 NINA'S ロイヤルダージリン
COLD	ウーロン茶	アイスティー	アイスコーヒー	グレープジュース
	グレープフルーツジュース

焼き菓子なども個別にカウントすれば、デザートの種類は40とかなり多めですが、入れ替えで登場するため、場に出ているデザートは多い時で30弱くらいでした。
ホール系のケーキなど、一部デザートは、店員さんがお皿に載せてくれる形式になっています。
デザートは、販売しているものを半分程度にカットしたものや、焼き菓子類のように、販売品をスケールダウンしたもの、「焼チーズ」のように販売品そのままの姿で登場しているものなど、多岐に渡っています。
生クリームは非常に甘いものがあったり、逆に甘さ控えめでミルクの風味が生かされたものがあったりと、クリームも使い分けられていて、全体の味の満足感は、かなり高めでした。
軽食は、味自体は特徴が感じられるほどではないのですが、出来立てが補充されるので、熱々の状態が楽しめ、こちらの満足感も高めでした。
デザートの補充は、特に体系だって行われているようではなく、空いた場所に追加分をどんどん置いていく、という感じでした。
最初に置かれていたホール取り分けタイプのケーキは、ショートケーキ以外の追加はありませんでした。
クッキーなどの焼き菓子類も補充はありませんでしたが、こちらは手に取る人も多くないため、全種ではありませんが、最後まで残っていました。
希に登場する店売りそのままのケーキは、個数が6〜8個程度しか出てこず、一度しか登場しないので、あっという間に無くなってしまいました。
今回、台から遠い位置だったので、登場に気付けずに取れなかったケーキがあった可能性があります。
軽食はパスタ、サラダ2種が二回ずつ、時間を区切って交互に提供されていました。
サンドイッチ、キッシュは最初に置いてあったもののみで、開始15分もしないうちに完全に無くなってしまっていました。
最後の軽食の補充が、14:40に初登場したシーフードパスタで、デザートはミルフィーユ、マチェドニアが登場した14:50以降の補充がストップしました。
この時点で残っていたデザートは、焼き菓子類を含めて15種弱でした。
総合で見ると、入れ替えが激しいので、総種類の多さほど選択の自由さは感じなかったのですが、それでも十分な種類が場にあり、デザート、軽食どちらの味の満足感も高かったことを踏まえれば、この値段ならお得感が高く感じられる場所だと思いました。
告知には要予約、とまでは書いてませんでしたが、今回利用した14:00〜の回は、予約の方だけで満席になっていました。
空いていれば飛び入りも出来るようですが、期待は出来ませんので、予約必須の場所と考えておいた方が良いと思います。

住所	〒262-0032 千葉県千葉市花見川区幕張町5-417-153
電話番号	043-441-3830
開催日時	不定期 (偶数月に2日間) 11:30〜13:00 14:00〜15:30 18:00〜19:30
予約	◎
値段	1800
制限時間	-
待ち時間	-
その他	前金制 各回定員最高26名 一部ケーキはサーブ形式・アイスはオーダー形式 今回の開催は2010/10/13・14

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