お菓子の家 モンブラン

2007/7/16 



  • スフレショコラ

  • やや苦めのチョコ味で、クリームは甘さが無いタイプのものでした。
    とてもふんわり軽い、口溶けが良い仕上がりで、味もそこまで濃くないため、チョコ系にしてはかなり軽い後味となっていました。



  • カフェ・ラ・テ (左)

  • 甘さ抑え目のカプチーノのクリームの、とろっとした食感が印象的でした。
    コーヒーゼリーは濃く、苦めですがクリームのおかげでかなり軽減されていました。

  • 桃のゼリー (右)

  • ゼリーは白ワインとシャンパンで作られていて、弱めの甘さを持っています。
    ゼリーより多いくらい桃のコンポートが入っていて、全体的にお酒らしさがやや強いゼリーでした。



  • 限定モンブラン

  • 下側にややお酒の味があるカスタードクリーム、上側がやや甘さを控えた生クリーム、その上にナッツ風味のクッキー(?)、表面をマロンクリームで覆うという構成のモンブランでした。
    和栗を使ったマロンクリームは濃さが甘さに勝っていましたが、中の生クリームよりは甘めでした。



  • モンブラン

  • よく見かける、コンビニなどで売られている黄色いモンブランより、甘さが抑えられ栗の味が強めでした。
    土台はスポンジをくりぬいてあり、下側が生クリーム、上側がカスタードクリームでその二つの層を薄いスポンジで区切っていました。



  • レアチーズ

  • 底の部分は完全に上のケーキと分離したクッキーで、土台はスポンジ、中にストロベリーのムースが入っていました。
    外側のレアチーズ部分は甘さが主体の味で、ストロベリーのムース部分の方が酸味が強めでした。



  • パンナコッタ (左)

  • とてもミルクの味が強く、甘さはほとんどないパンナコッタでした。
    非常に多くグレープフルーツとピンクグレープフルーツが入れられていて、酸味が目立つすっきりした仕上がりのパンナコッタでした。

  • アジアンゼリー (右)

  • 上のドーム状のものと底の部分がマンゴープリンで、中央の白い部分は杏仁豆腐でした。
    マンゴープリンは甘さが弱めで、濃さを重視した味でした。



  • クレープ

  • 弾力感とやわらかさ両方を感じられる生地で、中にはやや苦めの比較的あっさりしたチョコクリームと大きめなカットのバナナが二つ入っていました。



  • チーズケーキ

  • 酸味、甘さともに弱い、濃さに重点を置いた、重めのベイクドチーズケーキでした。
    中にマンゴー果実が入ってますが、チーズの濃さにかなり味を消されていたように思えました。



  • タヒチ

  • とてもやわらかく、ふにゃふにゃしたダックワーズで、かすかに甘みと風味が感じられるパッションフルーツのクリームがサンドされていました。
    上にはパイナップルがたくさん乗っていて、ムースだけではやや弱めな全体の味を補強していました。



  • ミエル (左)

  • 白い部分ははちみつのムースらしいのですが、とても強いミルクの味が感じられ、はちみつらしい感じはあまりしませんでした。
    サンドされているブルーベリージャム、ムースともに甘めの味で、全体的に甘さが強いケーキでした。

  • 柚子ゼリー (右)

  • 上側はダイス状のややゆるめのゼリーで柚子の風味は中程度、下は固めの仕上がりでかなり強い柚子風味のセリーでした。
    ナタデココが入れられ、柚子の味のほかいろいろな食感も楽しめる品でした。



  • デュオ

  • 下はかなり濃く、ビターなチョコクリームで、上は酸味が中程度のブラッドオレンジのムースでした。
    チョコの味が圧倒的に強いため、酸味はほんのアクセント程度、という印象でかなり重めのチョコケーキでした。



  • 〜匠〜

  • お尻の部分と底の部分は少し硬めに焼き上げられ、抹茶風味が濃い生地になっていました。
    抹茶のムース部分はそこまで抹茶風味は強くなく、小豆のババロア部分も若干あんこの味がある、といった程度の弱めの味付けでした。
    生クリームはかなり甘めで、全体の味と上手く調和していたと思います。



  • シフォンケーキ 〜メープルシロップ〜

  • 非常にやわらかい食感でした。
    メープルシロップの風味はとても強いのですが、甘さはかなり弱めで、ほろ苦さがメインとなる味でした。



  • プチパン各種

  • 細かいものがたくさんテーブルに出されたので、これで全種類かどうか自信ありません。
    左上のものはしょっぱい何かの豆、右上がえんどう豆、左下はガーリックで味付けされたオニオン、中央下はバター風味のオニオン、右下はハムとチーズが入っていました。
    どれも小さいのにしっかりした味で、大きさの手頃さも含めて口直し品として優秀だと思いました。



  • キッシュ

  • ホール状の販売品をカットしたもので、ギリギリ一人一個いきわたるかどうか、といった数量でした。
    塩気はやや抑え目で、コーンがたくさん入っているためプチプチした食感が楽しめました。


    総評:

    王道店売りケーキバイキング、という印象です。
    お店の名前となってるだけあって、モンブラン二種類は、栗の味とクリームのバランスが良く、他店と比べても個人的には好印象でした。
    モンブランは重めですが、ゼリー類などさっぱりと軽めのものや口直し品も用意されていて、品揃えもバランスが良かったと思います。
    最初にグループに一枚大皿を渡され、それに乗り切るだけ乗せてもらう形式でした。
    飲み物が置かれた台に紙皿が置かれていて、それに各自でケーキを取り分けます。
    フォークとスプーンが使い捨てのプラスチック製のもので、ドリンクも紙コップにペットボトルから注ぐようになっていました。
    食器類の貧弱さは否めませんが、ケーキの味は上質でしたので、内容重視でこういった点が気にならない人には問題ないと思います。
    ほかのお店に比べると、タルトやパイなどが少なく、スポンジやムース主流の柔らかめな品の割合が多かったように思えます。
    前金制で、会計の際に時間が書かれた伝票を渡されました。
    今回、開始時刻少し過ぎに到着でしたが、どうにかそのまま店内に入れました。
    しかし、30分ぐらいしたところで店内は満席で、入れない方もいらっしゃったようです。
    補充に関しては、ショーケースのどこかが空くと新しい種類が補充される入れ替え制のようでしたが、それほど大きく入れ替わるわけではなさそうでした。
    いちばん最初にあったプリンアラモードは、最初の数個でなくなってしまい、私がいた時間帯の補充はありませんでした。
    奇しくも同じ茨城県のグリュイエールとまったく同じ時間制限、値段です。
    果物や素材の味を、量を含めて強調した品が多いグリュイエールと、いわゆる「ケーキ」らしいケーキが印象的なこのお店、タイプは異なりますし制限時間の短さは感じてしまいますが、 全体的な内容から見ると、やはりこちらもとてもお得なケーキバイキングだな、と思いました。
    お店のホームページはなく、いつ開催されるかは直接店舗に出向くかこの地域の地域紙を見ないとわからないようです。
    写真にのっていないもので他にあったメニューの紹介

    住所 〒314-0012
    茨城県鹿嶋市大字平井1051
    電話番号 0299-82-9377
    開催日時 不定期 (7月の月曜日に数回?)
    11:00〜16:00(L.O)
    予約 ×
    値段 1260
    制限時間 50分
    待ち時間 最大30分程度
    その他 軽食以外ショーケースオーダー
    前金制

     

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