寿の間

伊丹シティホテル(旧:伊丹第一ホテル)


コース部分


  • 季節のオードブル

  • カニカマがメインでした…。
    ポテトのクリームムースがかかっていました。



  • パン

  • どちらも焼き立てではなく、冷たく硬いパンでした。



  • 菜の花のクリームスープ

  • 青野菜のクセがある苦味がやや強めに残っていました。
    スープを注いだ後、別の店員さんがクルトンをサービスする、という形式だったので、クルトンはしなしなになる前に食べられました。



  • サラダ

  • メイン料理を食べ終わった後に提供されました。
    味はごく普通ですが、提供順番に問題がある気がしました。



  • 牛ロースのポワレ

  • 肉はかなり硬く、ソースも市販のステーキソースのような印象でした。


    ブッフェ


  • Sakura (左)

  • 上面の桜のゼリーから、かなり強めな塩気が感じられました。
    また、下層の餡子からも、やや強めな塩味が感じられました。
    中央のクリーム部分は甘めですが、しょっぱさがいちばん目立つ、ちょっと面白い味でした。

  • ドーム オ マロン (右)

  • 上部のマロンクリームは若干甘さが先行する味で、中央の栗のムースは、マロングラッセ風の洋酒の味が強めなものでした。
    全体から感じられる栗の味は、思ったほどは強くありませんでした。

  • カシスショコラ (下)

  • チョコクリームは粘り気があり、濃厚ですが、中央のカシスゼリー部分の酸味がとてもつよいため、かなりさっぱり感がありました。



  • カリカリのチョコレートのブリュレ (左上)

  • 甘さ、苦さではなく、濃さが主体になっていました。
    キャラメリゼはかなり薄めで、全体の中で味は目立っていませんでした。

  • なめらかプリン フロマージュ仕立て (左下)

  • 上がものすごくチーズの味が濃厚なフロマージュのクリーム、下がかなりあっさり味のプリン、という構成でした。
    上部の味がとても目立つので、全体的な印象は、ミロールのチースプリンのような、チーズ味が強いプリンと似ていました。

  • フルーツ入り焼きチーズプディング (中央)

  • とろとろのクリームは、チーズ味がしっかりしていて、酸味主体の果物に良く絡んでいました。

  • 赤糖のプディング (右)

  • 黒糖よりもあっさりした感じの味でした。



  • プティフール各種(1)

  • 右上のチーズスティックは非常に強い塩味があり、ブッフェの時間帯の唯一の口直しとなっていました。
    左下のものは、とろみがあるチーズクリーム、下段中央は苦味が中程度の抹茶ベースの生地でした。



  • プティフール各種(2)

  • 上段中央は、カスタードクリームの上に、甘めなさつまいもクリームを乗せた品で、このコーナーのデザートの中ではかなり凝っている品でした。



  • ショコラ各種

  • どれも、ボンボンショコラで、かなりアルコールが強めでした。
    この他、何種類かありましたが、個々の個数が少ないので、何種類か把握する前に無くなってしまいました。



  • ほうじ茶と丹波黒豆のロールケーキ (左)

  • ほうじ茶の風味はそれほど強くなく、しょっぱいクリームと黒豆の強い甘味が目立っていました。

  • チョコキャラメルロールケーキ (右)

  • チョコの生地、カラメルのクリームは、どちらも若干弱めな苦味で統一されていました。
    そのため、見た目からはとても重そうな印象を受けましたが、意外とあっさりまとまっていました。

  • 塩ミルクキャラメルロールケーキ (下)

  • ミルクキャラメルは、ものすごく強い塩味が感じられ、チョコキャラメルのものよりもメリハリがある味でした。
    ロールケーキ3種いずれの生地も、硬めでした。



  • パイナップルとオレンジバニラのムース (上)

  • 甘さ控えめなバニラムースに、弱めにパイン、オレンジの風味が付いていました。

  • 苺のミルフィーユ (左)

  • とても硬いパイに、甘さ控えめなカスタードクリームがサンドされています。
    上面の苺ジャムの甘さが強いため、全体的にはイチゴ自体の酸味よりは甘味の方が目立っていました。

  • マンゴーのミルクレープ (右)

  • マンゴークリームは、濃厚ですが酸味寄りの味で、かなりさっぱりしていました。

  • ブラバンターシュニッテン (下)

  • ミルクレープよりもふんわりした生地に、ナッツ類の味が中程度に感じられるクリームがサンドされていました。
    口当たりの良さが印象的な品でした。



  • プリン・ア・ラ・モード (左)

  • 「なめらかプリン フロマージュ仕立て」のプリン部分に、各種果物と生クリームをあしらった品でした。

  • チョコクリーム (右)

  • 少し弾力がある、やや甘めなチョコクリームでした。



  • 抹茶&カスタードクリーム (左)

  • 弾力があり、苦味がしっかりした抹茶のムースを、とてもあっさり味のカスタードのスープに浮かべていました。

  • パンナコッタ (右)

  • バニラの風味がとても強く、どこからかメロンの風味が感じられました。



  • ロイヤルミルクティーショコラ (上)

  • 中央のロイヤルミルクティームース部分は、本当にミルクのみを加えた、という感じの、甘さが無くとても苦味が強い味でした。
    この味がとても強いため、チョコの味は添え物程度、という印象でした。

  • ショコラ ノワール (中)

  • とにかく硬く重たいチョコクリームで、ケーキというよりも、少し口当たりが良いチョコの塊を食べているような感じでした。

  • キャラメルバナナのタルト (下)

  • 他のキャラメル系に比べて、ちょっと薄めで、全体は普通のクリームにわずかにカラメル風味が加わった、という感じの味でした。



  • フルーツのクレープ包み

  • フォークですっと切れる軟らかさと、適度なもちもち感を持つ生地に、たっぷりの果物とクリームを入れて包み込んだクレープです。
    ソースは、赤いベリー系のものも用意されていました。



  • 苺のプロフィットロール (上)

  • タルト地に苺クリームが入ったシュークリームが乗った品でしたが、苺のクリームの味はそれほど強くなく、量も少なめなので、小麦粉の味の割合が多めでした。

  • もものクラフティー (中)

  • 生地は酸味が強めな、チーズのようでした。
    桃は瑞々しく、甘さが強いため、見た目は単純ですが、味のメリハリは強い品でした。

  • 抹茶大納言 (下)

  • ミルク風のクリームの味がいちばん目立っていました。



  • 苺のシャーベット (左)

  • 青りんごのシャーベット (右)

  • 白桃のシャーベット (下)

  • どれも甘さがやや強めなのですが、白桃以外は酸味も残っているため、かなりすっきりした後味でした。
    白桃も、甘さが強すぎるわけではないので、さっぱり感が得られました。



  • ミックスフルーツのアントルメ (左)

  • シャルロットの生地はカリカリした感じが少し強めで、硬めでした。
    下の方に、ぶどうのムースが入っていて、やや弱めな生地の味を補強していました。

  • フルーツのタルト (右)

  • 中層のカスタードの層が、プリンのように少し固められていました。
    味に、これといった特徴は見出せませんでした。

  • レモンシフォンパイ (下)

  • カリっとした薄焼きパイに、刺激のある酸味が感じられるレモンクリームが乗った品でした。
    ラズベリー果実がクリーム層に含まれているので、さらに酸味が強まり、爽快感がありました。



  • ドーム オ フレーズ (上)

  • やや強めな酸味の苺クリームがたっぷり詰まったケーキでした。
    刺激的、とまではいきませんが、甘さが少なくさっぱりした味です。

  • 苺ショートケーキ (左)

  • 甘さ抑えめなクリームと、しっとりしたスポンジ、酸味が強めな苺で構成されていました。
    苺の味がいちばん目立っていたように思いました。

  • はちみつのムース (右)

  • チョコ部分の味がかなり強く、はちみつらしい味はあまりしませんでした。

  • 豆乳チーズケーキ (下)

  • 弱めな酸味のチーズ味がベースにはなっていて、豆乳の風味が意外としっかり感じられました。
    違和感は無く、チーズケーキ好きならば抵抗無く食べられる味だったと思います。



  • ヘーゼルナッツとミルクチョコレートのムース オレンジの香り (左上)

  • ヘーゼルナッツの味がいちばん目立っていました。
    オレンジは本当に香り付けだけ、という感じで、味の存在感はありませんでした。

  • 巨峰のムース (右上)

  • 最初はそれほど味は強くない、と感じたのですが、じわじわと巨峰の濃厚さが伝わってきました。
    やや酸味寄りの味でした。

  • リンゴのシブースト (左下)

  • シブーストは、口当たりが良い生クリームに、わずかにりんごの味がしている、という感じの仕上がりで、底のチョコ部分の味の濃さにおされていました。

  • メイプルシフォンケーキ (右下)

  • メイプルシロップをたっぷり染み込ませた軟らかいパンケーキ、という感じのシフォンでした。

    ★写真外の登場メニュー

  • フルーツ各種 (リンゴ、メロン、オレンジ、グレープフルーツ、ピンクグレープフルーツ、パイン)
  • 生チョコ オレンジ風味
  • 生チョコ 白桃風味
  • 生チョコ 抹茶風味
  • プティフール(「プティフール ショコラ」)
  • プティフール(ミニタルト+苺+カスタードクリーム)
  • ショコラ2〜3種
  • ★ドリンクメニュー
    HOT コーヒー アップルティー アールグレイ

    総評:

    コース料理部分は、平均的なレストランの標準を満たしているとも言い難い内容、というのが率直な意見です。
    その代わりに、デザート部分は驚異的な種類数を誇り、酸味が強いさっぱりしたもの、甘くいかにも「ケーキ」を食べている、という感じに浸れるもの、しょっぱさが先行するちょっと変わったもの、等など特徴がありました。
    全部が全部とても美味しい、というわけではなく、普通と思ったものもけっこうありましたが、この種類数ですので、誰でも好みの品が必ず数個は見つかる、という印象の品揃えでした。
    補充は一切行われません。最初に並べられているもの一本勝負です。
    そのため、プティフール、グラスデザートなどの元々の個数が非常に少ないものは、開始直後に姿を消しました。
    プティフールの中には1〜2個しか用意されていない、というものもありました。
    グラスデザートは、どれもだいたい5〜10弱の個数でした。
    50名という人数に対して、少なすぎる気はしましたが、肝心のメインのホールデザートは14:00を過ぎても全種類が残っていたため、補充の不満点はそれほど大きくありません。
    全体の流れは、全員が入場したのを確認してから店員さんの挨拶があり、コース料理が同時に配られていき、全員がメイン料理を食べ終わった13:00少し前に、お店の方からブッフェスタートの合図、13:30頃に中締めの挨拶があり、そこで形式上は終了となります。
    ただ、「引き続いてデザートをお楽しみください」という言葉が付け加えられていたので、ここで退席される方はごく少数でした。
    私も結局14:00くらいまで残っていましたが、この時点でもまだ半分以上はお客さんが残っていました。
    そのため、最終的な終了時間はよく分かりません。コース終了後、30〜60分で追い出される、ということはないので、その点は安心できます。
    告知が出たのがいつなのかは分かりませんが、私が予約したのが1月の終わりごろで、テーブルの番号が「1」でしたので、告知に気づいたらすぐに予約すれば、満席、ということはないと思います。
    総合的には、これだけの種類数で全体的な味の印象もなかなかのものでしたので、4000円でもありな内容だと思いました。
    ただ、本音を言ってしまうと、コース部分は無しで、3000円台に抑えてもらえると、ホワイエくらい価値が高い場所になりそうな気はしました。

    住所 〒664-0851
    兵庫県伊丹市中央6-2-33
    電話番号 072-777-7620
    開催日時 不定期 (春・秋に数日間)
    12:00〜
    18:30〜
    ※日によって開催時間帯は変化
    予約
    値段 4000
    制限時間 -
    待ち時間 -
    その他 前金制
    大半がオーダーサーブ形式
    今回の開催で17回目、開催期間は2009/2/21〜23

     

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