葉山ナチュラルフレンチ　Grandciar　葉山庵

カンパチのお刺身に、バーニャカウダソースをかけたものです。
カンパチはとろっとしてて、バーニャカウダソースの強い味に負けていない、とても濃厚なものでした。

上にかかってるのはマスタードとマヨネーズのソースです。
マスタードの刺激的な辛さではなく、マヨネーズの中にほんのり辛さが漂うくらいの優しい辛さでした。
底に敷かれたヴィネグレットソースは、シャンパンのアルコールは感じず、香りが残っています。
こちらもメインとなるサーモンの味が非常に強いので、これらソースは良い味の引き立て役になっていました。

ほんの少しだけですが、豆乳の風味と甘味が感じられるパンでした。

中にはとても大きく、もちもち感も味も強いあさりが入ってました。
スープは強くないクリーム味で、三つ葉の爽やかな香りも強いため、普通のクラムチャウダーとは違った後味のすっきりしたスープに仕上がっていました。

こちらは少しカリっとした食感で、弱い苦みが出てました。

赤大根を使用したザワークラウトの上に、塩味の強めな豚のばら肉が載せられていました。
紫色がかっているザワークラウトは、柴漬けの塩味を優しくしたような感じで、お肉の脂っこさを程よく弱めてくれてます。
肉の表面はカリカリになってますが、焦げの苦みは感じませんでした。

かなりゆるいクラッシュゼリーで、苦みは強いのですが、刺激を感じる一歩手前くらいで抑えられていました。

なめらかでミルク風味が非常に強く、杏仁豆腐というよりは生クリームの濃いパンナコッタの方に近い味でした。
かかっているイチゴソースのおかげで、酸味が強くあっさりと仕上がっています。

生チョコ風の、非常に口溶けが良い仕上がり、濃さ、甘さが強めでした。

土台のタルトはアーモンドの風味、甘さが非常に強めでした。
その土台の上に、甘味が強いマンゴーのクリームと、やはり甘味の強めなマンゴーの果肉が載せられているので、全体の甘さがとても強くなっています。
重たいのですが、マンゴーに適度な酸味もあるため、重すぎる、とは感じない仕上がりになっています。

クリーミーなマスカルポーネの味の濃さ、甘さはそのままに、イチゴのすっきりした風味で、全体にあっさり感を持たせた、味のバランスの良いティラミスでした。

クリームは2種類使っているそうで、甘味は控えられ、濃さが強めでした。
スポンジ部分の卵黄の味、イチゴの酸味も強く、全体の味が非常にシャープなショートケーキでした。

皮はサクっと軽快な仕上がりで、中のカスタードクリームは黄色が強く、粘り気もあって非常に濃い味でした。
甘さではなく、卵の味を存分に楽しめるクリームです。

※注文した方のみお替り可能

予約をして11:30ぴったりに訪れましたが、他に予約者はいず、12:10近くにようやく新規のお客さん1組、12:40頃にもう1組が入店したのみで、非常に閑散としてました。
コース部分のパンは、前菜提供時にすでに置かれていて、食べ終えると次のパンがサーブされました。
メインの食事を食べ終えると、コーヒーか紅茶の選択の確認があり、そこからデザートブッフェがスタートとなります。
紅茶は、飲み終えると何も頼まなくても継ぎ足してもらえましたので、お替りは可能なようです。
デザートの味は、フレンチの最後で出されるデザートらしく、見た目も味も並の店売りケーキを凌駕するもので、今回登場していた品全て、平均をはるかに上回る満足度だったと感じました。
今回注文した「セーデルブレンドティー」は、元々バラの香りが弱めについているのですが、「ダマスクスローズシュガー」と「ダマスクスローズジャム」が一緒に提供され、それで味を調整できるようになっていました。
「ダマスクスローズジャム」は、花びらを入れたジャムで、ローズの香り、甘み、どちらもとても濃厚でした。
今回は13:10まで滞在したのですが、その間私以外にデザートブッフェまで進む方がいませんでした。
最初から5個しかなかったショートケーキは、2個目を取った時点で一度プレート毎下げ、5分後に再び5個を載せた状態で場に置かれましたので、最初に置かれたものだけで終了、ということはなさそうです。
総合では、デザートブッフェとしては高額すぎる値段設定ですので、お得感はありませんが、コース部分、食べ放題部分の味のレベルの高さを考えれば、たまにはこういう場所も悪くない、と思えるくらいの満足感はありました。

住所	〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい5-3-1 Filmee1F
電話番号	045-227-3785
開催日時	第二・第四木曜 11:30〜14:00(L.O)
予約	○
値段	通常：4158〜 クーポン：-10%
制限時間	-
待ち時間	-
その他	ANAグルメマイル加算対象店 JALマイル加算対象店

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