グリュックス・クレー


2014年終了


  • レアチーズ (左)

  • レアチーズのクリームと生イチゴ、スポンジが中に入っていて、パッションゼリーで周囲を覆っています。
    中のチーズはかなり甘いものでしたが、イチゴとパッションの酸味のおかげで全体の甘味は抑えられ、チーズの濃さを楽しみつつ重たさを感じにくいようになっていました。

  • とろーり桃ロール (右)

  • クリームたっぷりで、しっとりしたロールケーキの土台に、カスタードクリームと生クリームと白桃を載せ、全体をぎゅうひで覆った品です。
    クリーム類の甘さは控えられていて、ロールケーキ生地やぎゅうひの味もそこまでは強くないので、白桃の強めな甘味が目立っていました。
    食感も味もとてもバランス良くまとまっていると感じるケーキでした。



  • 生ゼリー グレープフルーツ (左)

  • 右のものとは対称的に、ゼリーに強めな甘味が付けられ、グレープフルーツの持ってる苦味と中和していました。

  • まるごとグレープフルーツ (右)

  • ピンクグレープフルーツを半分に切り、中にたっぷり果肉を入れ、中央にグレープフルーツゼリーをあしらっていました。
    こちらはゼリー部分の苦味が強めなため、爽快感が左のものよりも上でした。



  • ハイデルベルグ (左)

  • チョコのスポンジ、クリーム共に硬めでしたが、苦味はやや強め程度に抑えられていたので、そこまで重たさは感じませんでした。

  • ブルーベリー (右)

  • ムースはブルーベリーとヨーグルトを混ぜてあるそうです。
    酸味と甘味が同じくらいの強さで感じられ、ヨーグルト風味のおかげで刺激的な味にならず、優しくまとまっていました。



  • ドイツ風チーズケーキ (左)

  • スポンジ土台に、レーズン、アーモンド、チーズケーキ、カスタードという構成になっています。
    チーズ部分は甘味や酸味は強くなく、チーズそのものの濃さが強く伝わってきました。
    食感も硬めなので、かなり重たく仕上がっていました。

  • モンブラン (右)

  • ザクザクしてて甘さは控えめなタルト土台に、アーモンドクリーム、生クリームを載せ、周囲をマロンクリームで覆っていました。
    どのクリームも同じくらいの味の強さ、甘さでまとめられているので、味が上手く重なっていました。



  • シューアイス(いちごミルク) (上)

  • 甘味はかなり弱く、イチゴのすっきりした味が出されていました。

  • マカロン(カシス) (左)

  • 冷凍ケースに入ってるので、生地は粘性がなくなっています。
    カシスらしい強烈な酸味ではなく、濃さ重視の味でした。

  • ジェラート(レアチーズケーキ) (右)

  • アイスなのにちゃんとレアチーズらしい濃い風味、酸味があり、後味がすっきりしていました。



  • エルトベアー (左上)

  • ヨーグルトとイチゴのムースのケーキです。
    どちらも弱めな酸味でまとめられたあっさり味でした。

  • フルーツのむゼリー(チェリー) (右上)

  • 先ほどのゼリーが入っていたのと同じカップを渡されて、移して食べるようになっていました。
    ゆるゆるの仕上がりで、濃さも抑えめでした。

  • 牧場のプリン (左下)

  • 水分が少なく硬めな仕上がりで、卵黄の味は強めでした。
    底に入っているカラメルソースは、色も薄くさらっとしたもので、苦味や風味が弱く、ごく弱いアクセントとして機能し、卵の味をより目立たせていました。

  • いちごドーナツ (右下)

  • ドーナツというより、フィナンシェのようなしっとり軟らかな状態でした。
    苺は、香りは少しありましたが、生地の味が主体となってました。



  • キャラメルポアール (上)

  • カラメルムースの部分の苦味や風味はかなり抑えられていて、中に入っている洋梨の酸味や味の方が目立っていました。
    すっきり系の珍しいキャラメルポワールです。

  • いちぢくのケーキ (左)

  • 一応名札通り「じ」ではなくて「ぢ」にしておきます。
    構成は「とろーり桃ロール」の中身の部分と同じで、ロールケーキとクリーム、果物が組み合わされています。

  • トロピカルタルト (右)

  • かなり硬く、甘さの弱いタルト土台に、やはり硬めな食感のマンゴーとパイナップルが散らされていました。

  • シュークリーム (下)

  • 皮はしなしなしていて、中のカスタードクリームは、プリンと同じ卵黄の味がはっきりしていて、甘さはそれほど強くないものでした。



  • ももショート (左上)

  • スポンジはもふっとした食感で、クリームはミルク風味がやや目立ち、甘さは弱めなものでした。
    白桃の甘味は強めなので、白桃の味がいちばん目立っていました。

  • 生ゼリー ぶどう (右上)

  • グレープフルーツのものより甘味、果実の味、どちらも強く感じました。

  • 西ノ京ポテト (左下)

  • 変な甘さはついていず、自然なお芋の甘味と風味があり、普通のスイートポテトほど密度が高くなく食感が軽いので、軽い後味ながら味も楽しめる品になっていました。

  • バレンシア (右下)

  • 土台は、薄めなクッキーにチョコをコーティングしたもので、サクサクした食感と強い甘味がありました。
    オレンジのムース部分は、香りは強いものの、酸味は非常に弱めでした。
    ムースと土台の間にあるオレンジジャムの層で、全体のオレンジ風味を底上げし、チョコの味に負けないようにしていました。

    ★その他登場していた品
    ジェラート
    キャラメル バニラ いちごミルク チョコ
    ラムレーズン
    シューアイス
    バニラ まっちゃ チョコ
    フルーツのむゼリー
    ぶどう グレープフルーツ オレンジ
    パウンドケーキ
    モーンクーヘン フルーツケーキ チョコパウンド マンダリン
    アプリコット フィグ クルミのパウンド マンダリン
    クッキー
    MUSICクッキー ヌスショコラ セサミ みかづき
    アマンディーヌ プレッツヘン ひまわり ココアアマンド
    ココナッツ マカダミアン サンフラワー チョコチップ
    カシュナッツ ヘーゼルヌス
    焼きドーナツ
    プレーン モチまっちゃ レモンドーナツ
    未分類焼き菓子
    カステラクーヘン 西ノ京ボーロ うめのケーキ ミェール
    マロン プルーン エンガディナー
    ショーケース内
    アニマルシュー レモンのカルディナール ショコラーデン 生ゼリー オレンジ
    フルーツロール ハーフ ショートケーキ デリスマンゴー チーズケーキ
    焼きりんごのタルト

    ★フリードリンク
    ドイツの紅茶 イングリッシュブレックファースト アールグレイ ノンカフェイン ローズヒップ
    ヴァーヴェイン カモミール レッドベリーズ レモンスカイ
    HOT ブレンドコーヒー アメリカンコーヒー カフェオレ レモンティ
    ミルクティ キャラメルティー アップルティー
    ICE アイスコーヒー アイスカフェオレ アイスレモンティ アイスミルクティー
    オレンジジュース カルピス

    総評:

    10:55に着きましたが、予約していた旨を告げると、その場からスタートをしてもらえました。
    説明などもなく、お互い無言で立ち尽くしてしまったので、どういう形式かを尋ねると、店内の品から好きに選んでください、と言われました。
    その言葉通り、ショーケース内のケーキだけではなく、冷凍ケース内のマカロン、ドーナツやクッキーなどの焼き菓子、個包装されている場のケーキ、とにかく何でもOKです。
    一度に選択できる個数は特にありません。
    6枚目以降の写真をご覧頂けば分かると思いますが、横に長いお皿なので、ケーキの形状によっては、一枚のお皿に2個程度しか載らないこともあります。
    実際、初回は4個頼んだのですが、写真1枚目と2枚目のお皿に分けて提供されました。
    また、選んだ品はその場で渡されるわけではなく、選んだものをお皿に載せて運んできてもらう形式なので、ショーケースで注文してから受け取るまでに1分前後のロスがありました。
    席はわずか6席しかありませんが、今回滞在した12:10までの間に、飲食スペースの利用者は私の他にはいませんでした。
    テイクアウトのお客さんはかなり多く、少なくとも10名以上は来ていたように見えました。
    最初に2個しかなかった「レアチーズ」は、11:30くらいには誰かテイクアウトで購入していったようで、なくなっていて、滞在中の補充はありませんでした。
    逆に、開始の時点では空になっていた「トロピカルタルト」は11:40くらいに補充されていましたので、この時点で「レアチーズ」が完全に品切れだったのかどうかは良く分かりません。
    「西ノ京ポテト」は、テイクアウトの大量オーダーが入って、急遽焼き上げていましたが、そのおかげで包装する前の焼き立てのものをもらうことができました。
    提供時のラグこそあるものの、お皿を持ってショーケース前に向うと、他のお客さんの応対中でも別の店員さんを呼び、すぐにこちらのオーダーをしてくださったり、ドリンクを飲み終えているとお替りが必要かどうかの確認があったり、と店員さんの応対は非常に丁寧だったと感じました。
    ラストオーダーまで75分ですが、時間が足りない、とは感じませんでした。
    種類はゼリーなどの軽めなものからチョコの重たいケーキなど多岐に渡り、冷たいアイスデザートまであり、特徴が出にくい焼き菓子も「西ノ京ポテト」などちゃんと個性的なものが揃えられているなど、品揃えに関しては文句なしに満点だったと思います。
    種類が多いだけでなく、味も凝っていて、同じグレープフルーツを使った品でも甘さを強く出したもの、逆に苦味を目立たせたものなど、しっかり区別されているなど、こだわりが感じられました。
    今回食べた品の中にハズレ、と感じたものは一品もなく、レベルの高い内容だったと思いました。
    総合では、毎週一回とはいえ、店売りそのままのケーキバイキングで常設されている点は非常に有難く、かつ種類数の豊富さ、味やサービスの良さなどを考慮すれば、関西では多少高めな値段水準ではあっても、それを全く感じさせないほどの満足感がある場所だった、と思いました。
    先に書いた通り、席数が非常に少ないため、多くても2名くらいの利用に留め、かつ予約は忘れないようにしておいた方が良さそうです。

    住所 〒630-8044
    奈良県奈良市六条西1-1-34
    電話番号 0120-58-4358
    Fax 0742-43-5858
    開催日時
    11:00〜16:00
    予約
    値段 1980
    制限時間 90分 (L.Oはその15分前)
    待ち時間 -
    その他 ショーケースオーダー方式

     

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