ブーローニュ

(ハイアット リージェンシー 東京)
<ストロベリー&チョコレートの誘惑>

2007/4/6 

2008/3月の改装後、デザートのみのブッフェは中止
デニッシュ類、サラダには名札はついてません。


  • クレープ

  • あらかじめ用意されていたクレープを、オレンジベースのソースに浸して、バニラアイスを乗せてもらえる実演方式でした。
    クレープ生地はやや硬く、ソースは酸味が強めで、バニラアイスで全体の甘さを補うという構成でした。



  • 紅茶のシフォンケーキ 苺添え (上)

  • 柔らかいシフォンは紅茶の風味がかなり強めに感じられました。
    クリームの甘さは標準的ですが、さっぱりした感じもありました。

  • チョコレートとモカのガトー (左)

  • 中層のモカクリームは、深い苦味がありました。
    生地は硬めで、全体の甘さはこちらから感じられるものの方が強めでした。

  • 苺とよもぎのケーキ (右)

  • これもスポンジ部分は圧縮気味で、硬めの仕上がりでした。
    よもぎの風味はあまり感じず、中層のイチゴジャムの部分のとても強い甘味が目立つケーキでした。
    上の生クリームより、このジャムの甘さのほうがはるかに強く、目立ちます。

  • 苺のトランシェパイ (下)

  • 軽い食感のパイに、バニラクリームと生クリームが入ってます。
    生クリームの味はほかと同じ、バニラクリームは比較的バニラ風味を強く感じました。



  • 苺のショートケーキ (上)

  • 中層部分のジャムは「苺とよもぎのケーキ」と同じとても甘いものでした。
    スポンジの柔らかさが違うだけで、全体の味の印象は「苺とよもぎのケーキ」と大きく異なりませんでした。

  • チョコレートクランチ (中)

  • 甘めのミルクチョコの中に、ふんわりサクサクしたクランチが入ってます。
    市販されているものとの違いはあまり感じませんでした。

  • マンゴーとミルクチョコレートのババロア (左下)

  • ミルクチョコは甘さも味もやや薄いくらいなのですが、マンゴーがとても濃厚で甘さが強く、こちらの味がメインとなりチョコはアクセント、といった印象のケーキでした。

  • チョコレートレジェール (下中央)

  • 見た目から生チョコ風のとろける食感になってるのかと思ったのですが、しっかりした硬さがあるタイプでした。
    柚子の風味がとても強く、さっぱりした味のチョコでした。

  • 苺風味のサブレ (右下)

  • サブレはとても柔らかく、脆い仕上がりで卵やバターの風味を強めに感じました。
    散らされているイチゴのフレーバーは「苺のショートケーキ」に使われているものと同じですが、こちらは量が多いため、ヒリっとした酸味が強めに感じられました。



  • チョコレートケーキ ザッハ風 (上)

  • 硬くコーティングされた表面のチョコとケーキ部分の間に、「苺のショートケーキ」などで使われている甘いイチゴジャムが塗られていました。
    スポンジ部分は弱めの苦味と風味、コーティングされたチョコ部分は甘めでした。

  • チョコレートムース (左)

  • 上のゼリー状の部分はシャンパンか白ワインのどちらかちょっと分からなかったのですが、アルコールらしさを持った甘めのゼリーでした。
    全体的な甘さは中程度、チョコの濃さも標準的でした。

  • オレンジブリュレ入りホワイトチョコレートのムース (右)

  • ブリュレ部分、ジャム部分共にかなり強い酸味があります。
    ブリュレはもちっとした、少し固いババロアのような食感になっていました。
    ホワイトチョコの甘味、風味も強く、全体的な味が濃いケーキでした。

  • ホワイトチョコレートのガトー (下)

  • スポンジにサンドされているホワイトチョコレート部分はとても固いクリームで、ほぼ固形です。
    非常に甘さと味が強い、重ためな印象の品でした。



  • オレンジシャーベット

  • 甘みはなく、強めの酸味の、さっぱりしたアイスでした。



  • 苺のタルト (左)

  • 土台は硬めのタルトで、塗られているバニラクリームは「苺のトランシェパイ」に使われていたものと同じでした。

  • 苺とゆずのケーキ (上中央)

  • ムースやグラサージュ部分は特徴らしきものはなく、よくあるタイプの味でした。
    ただ、柚子風味が非常に強力なので、全体的には食べなれた味、という印象ではありませんでした。

  • チョコレートサブレ (下中央)

  • 「苺風味のサブレ」より硬めでサクサクした感じが強くなっていました。
    とても苦味が強い仕上がりでした。

  • チョコレートのタルトレット (右上)

  • 土台はとても硬くビターなチョコ、上のチョコクリームはやや甘味がありました。
    全体的には苦味の方を強く感じる品でした。

  • 苺のタルトレット (右下)

  • 口の中でバリっと割れる仕上がりのタルトでした。
    中に入った生クリームや土台の味など、全体的には特に変わった点は見当たりませんでした。



  • 苺ムースのシャルロット仕立て (上)

  • ムース部分は酸味が弱めで、お尻の部分はジャリっとした食感と比較的強めな甘味がありました。

  • チョコレートレイヤーケーキ (左)

  • ふわっとしたチョコスポンジで、甘めのチョコクリームをサンドしています。
    クリームの量がそれほど多くないので、軽めなチョコケーキとなっていました。

  • チーズケーキ ストロベリー飾り (右)

  • 一般的なチーズケーキらしい感じは強くなく、普通のショートケーキにわずかにチーズの酸味と風味があるかな?といった印象のケーキでした。



  • バナナチョコチップアイスクリーム

  • 甘く、強めのバナナ風味を感じられるアイスで、チョコは味をアイスに大部分を消されてしまっていましたが、アクセントとして役割をしっかり果たしていました。



  • チョコレートアイスクリーム

  • 甘みをおさえて、苦味を引きだしたチョコアイスでした。



  • フレンチトースト (上)

  • これ自体の味はそれほど強くない印象でした。
    備え付けのメープルシロップを使ってようやくデザートとして完成する印象です。

  • チョコレートファウンテン (下)

  • フォンデュ用に置かれていた材料はこれで全てです。
    チョコは苦味主体の濃厚な味でした。
    マシュマロはやや硬めで、色違いのものもありました。



  • 苺のジュレ入りフルーツのコンポート

  • 煮崩した苺はとても甘く、対して果実のままのものはしっかりした酸味がありメリハリがありました。
    もちっとしたジュレは、甘めの仕上がりになっていましたが、レモン果汁のおかげでやはり甘味と酸味のメリハリがでています。



  • ストロベリーシャーベット

  • ミルク風味もありますが、全体的には酸味をほのかに感じるアイスになってました。



  • 本日のスープ

  • 野菜はどれも柔らかく煮込まれた、優しい塩味のコンソメスープでした。



  • 白ゴマパン (左上)

  • 中に何も入っていない、硬めのパンでした。
    これだけではあまりに味が弱いので、備え付けのバターやサンドイッチ用の具材は必須です。

  • トマトペストリー (右上)

  • 赤い部分はトマトで、その下におそらくコンソメのゼリー寄せと思われるものが入ってました。
    柔らかく、ポロポロ表面から崩れてくるタイプの生地でした。

  • チョコデニッシュ (左下)

  • 生地はもちっとしていて、やや苦味があるチョコ味でした。
    中にジャム状のレーズン(?)が入っています。

  • ソーセージデニッシュ (右下)

  • 生地はしっかりした硬さがあり、バター風味が強めでした。
    中のソーセージは歯ごたえがあり、少々脂っぽさがありますが塩と胡椒が程よく利いていました。



  • ???? (左上)

  • 名称がよくわかりません。
    中は何も入ってない、オーソドックスな味のパンで、柔らかめの仕上がりでした。
    これもバターやサラダと一緒に食べるのが前提だと思います。

  • アップルカスタードブレッド (右上)

  • 硬めのパンに、甘めのしゃりっとしたリンゴがサンドされていました。
    中には甘めのカスタードクリームも入ってます。 この他デニッシュ類のコーナーにはクロワッサンも置いてありました。

  • タマゴサラダ (左下)

  • マヨネーズの味がとても強く、味が濃いタマゴサラダです。

  • ポテトサラダ (右下)

  • こちらもわずかにマヨネーズの風味が感じられ、塩気があるポテトサラダでした。
    ポテトは歯ごたえがしっかりと残っています。
    サンドイッチ用に食パンを切ったものと、クラコットが置いてありました。



  • 本日のパスタ (上)

  • 大きなナスが入った、あっさり味のミートソースパスタでした。
    茹で加減はやや固めです。

  • フライドポテト (左)

  • ホクホクした感じがちゃんと残ったフライドポテトでした。

  • 本日のピラフ (右)

  • ドライカレーのカレー味を弱めて、胡椒等のスパイスの味を強めた味、といえばいいんでしょうか…。
    スパイスの味が強めのピラフでした。



  • グリーンサラダ

  • 右側の黄色いドレッシングは酸っぱさが強めで、左側のドレッシングは柚子醤油のようでした。
    他のサラダと組み合わせて、サンドイッチ用に使ってる方も見かけました。


    総評:
    西新宿エリアでマーブルラウンジと双璧を成すケーキバイキングの場所です。
    場所も近く、値段も同じくらい、開始時間は全く同じなど、どちらを選べばいいか非常に悩む人も多いと思います。
    マーブルラウンジは土日祝問わず毎日開催してますが、18:00で終了、ブーローニュは平日のみですがラストオーダーが20:00と、この近辺に勤めてる方なら仕事が終わってからでも余裕で間に合います。
    軽食の総数は、もともとテーブルに出されている種類が多く、入れ替えでさらに増えるマーブルラウンジの方が多いです。
    デザートに関しては、マーブルラウンジは同じフェア中でも日によって出てくるものにバラつきがあるのですが、ブーローニュはアイスと軽食以外は完全に固定です。
    また、マーブルラウンジはいわゆる「定番」となる品がフェアに関わらず多めに出てくるのですが、ブーローニュはフェアが切り替わるとフレンチトーストなどごく一部を除いてはガラっと変化します。
    補充はマーブルラウンジは途中でグラスデザート類がなくなることがありますが、私が知っている限り、ブーローニュでデザートが品切れになりっぱなしだったことはありません。
    ブーローニュは制限時間が150分となっていますが、よほど長居する人でなければこれは気になることはないと思います。
    以上、いろいろ比較してみましたが、結局のところどちらが優れているという結論は出せません。
    フェアの好みや、個人の味の好みに依存することになるので、両店を一度訪れて比較してみてください、という曖昧な答えが結論になります。
    少なくとも、よほど嫌いなものばかりが揃ったフェアでなければ、行って大失敗ということはないお店だと思います。

    今回のフェアは、若干チョコにウェイトが置かれている品揃えのように思えました。
    チョコ系デザートは、苦味を強調した仕上がりのものが多めのようです。
    苺系のデザートは、ジャムやムースの使い回しが多く、全体的な味の印象が似てしまっているケーキが多いかな、と思いました。
    以上、写真の品で全てです。

    住所 〒160-0023
    東京都新宿区西新宿2-7-2
    電話番号 03-3348-1234
    開催日時 平日
    14:30〜20:00(L.O)
    予約
    値段 通常:2945
    クーポン2650
    制限時間 150分
    待ち時間 希に開始直後は予約無しで30分前後
    ギフトカード ナイスグルメ ○
    その他 ポイントカードあり
    このフェアは2006/12/4〜2007/5/2

     

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