カフェレストラン アマンディーヌ

2010/12/24　

パリパリで、わずかに苦味の出ている生地の中に、粘性が強めで、甘くバニラ風味も強めなクリームが入っていました。

スポンジが乾き気味でしたが、クリームは非常に滑らかで、質の良いものが使われていました。

土台は厚みがありますが、軟らかく、甘味は弱めでした。
クリームは、シュークリームのものと同じでした。

チョコ、ストロベリーのだけは何故か生地がバリっとした硬めな仕上がりで、他はふわふわのとても軟らかい状態でした。
どれも素材は1種だけのシンプルな構成なのですが、各材料の味がとてもはっきりしていて、満足度の高いマカロンでした。

カカオ分64％のショコラを使用しているそうです。
ガトーショコラらしい重たい食感ではなく、わりと軽く溶けていくような食感でした。
食感は軽めですが、苦味、濃さは強く、味は重ためでしっかりしていました。

マスカルポーネの味は強めで、甘さはほとんど感じないほど弱めでした。
コーヒーシロップの味が、マスカルポーネの味をさらに上回るほどの強さで、味の主役はコーヒー味でした。

メイプルシロップ、キャラメルソース、チョコレートソース、ホイップクリーム、ベリーの5種がパンケーキ用に用意されていました。
ふっくら感が強めでしたが、味に変わったところはありませんでした。

どちらももちっとした生地でした。

トウモロコシで作った、もちもちした食感のトルティーヤと、野菜類がトマトと唐辛子ベースのソースで煮込まれていて、その上にチーズが載せられ、グラタン風に焼き上げられていました。
ソースの味は、カレーに似た感じの味なので、具沢山なチーズカレーのような印象を受けました。
食事類の中では、これがいちばん良かったです。

トマトソースはさらっとした酸味がやや強めなものでした。

★フリードリンクなし

ディナーブッフェ、と銘打たれていましたが、メインメニューが別途注文式なので、種類数は少なく、前菜＋デザートブッフェに近い内容です。
デザートブッフェ分類として評価をすると、食事類は豊富なハム・ソーセージや質の高いピザ、エンチラーダグラタンなどが揃えられているため、かなり満足感は高めです。
デザートも、種類は少ないものの、それぞれ手作り感があり、下手なホテルの安めな値段設定の場所に比べて、遥かに印象が良かったです。
名物のパンケーキは、大きさとふっくら感以外は印象に残りませんでしたが、ノーマークだったマカロンの満足感が非常に高かったため、食事全般の満足度は、平均を上回っていたと思います。
今回は24日、金曜日の利用で、店頭到着は18:40くらいでしたが、この時点ではまだパンケーキはなく、19:04に初登場しました。
減りが早いのは食事で、滞在した70分ほどの間に、デザートはマカロン何種類か品切れしていた以外、最初に置かれていたものがそのまま残っていたため、補充はありませんでした。
お店の方が、マカロンの補充に関して、「あんまり飛ばし過ぎると後で無くなる…」といったやり取りをしていたので、どうもデザートの方はセーブしながら提供しているようでした。
一方食事は、無くなりかけたものは下げ、新しいものを絶えず補充していました。
一時的にハムの何種類かが欠けていることがありましたが、ほぼ常時自由に取れる環境が整えられていました。
全体で見た補充状況は、平均点以上だったと思います。
今回は予約せず、飛び入りで入店したのですが、予約無しで入れた席は、禁煙エリアの2席だけで、後は全て予約で埋まっていたようでした。
19:00くらいに、予約無しで訪れ、入店を断られていた方がいたため、予約を強くお勧めします。
待てば入れるでしょうが、制限時間は無いため、何時に入れるかは未知数になってしまいます。
ティータイムのデザートブッフェに比べれば、さすがにこの値段は割高だと思いますが、クリスマスのディナータイム、という一年の内でも最も混む時期、ということを考えれば、充分値段に見合った価値があったと思います。
先に書いたように、ディナーブッフェとしては物足りない種類数ですから、クリスマス限定、夜のデザートブッフェ、として考えると、レアなことも手伝い、意外と満足できるかもしれません。

住所	〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-10-10 1F
電話番号	03-5728-4551
Fax	03-5728-4553
開催日時	不定期 (クリスマスに2日間程度) 金：18:00〜22:00 土：17:30〜22:00
予約	◎
値段	通常：3000 チーズフォンデュ付き：3500 チーズフォンデュ＆ローストチキン付き：4000
制限時間	-
待ち時間	-
その他	2010年の開催は12/24・25

---